公式ホームページ「HISTORY OF TRUMP」の完全版!
TRUMPシリーズ作・演出 末満健一によるシリーズ紹介全文です。



筆者注/公式ホームページ用に書いた文章だったが、「ふざけすぎているので公式には全文載せられません」とのこと。公式にはふざけた部分をカットした略式のものが掲載されたが、勿体ないのでこちらにて全文公開する。

[TRUMPシリーズ歴史]

2009年
ピースピットVOL.9『TRUMP』
2009.11.18-11.22 【大阪】in→dependent theatre 2nd

・記念すべき『TRUMP』初演。すべてはここからはじまる。平均年齢30オーバーの役者たちが、めいっぱい美少年を演じるというコンセプトだった。「おっさんたちが本気で演じるお耽美芝居」はこちらの予想を越える好評を得て、浮き足だったキャストたちが女子受けする写真を競い合うようにしてブログに上げまくるという、今にして思えばどうかしているとしか思えないお祭り騒ぎとなる。初日開幕以降、リピーターが続出して公演は連日満員。そのうちリピーターもチケットを取れない状況となり、当時、業界総じての観客動員が下降気味にあった関西小劇場において、「ピースピットはええなー」みたいな感じになった。

・『TRUMP』の特徴であるTRUTH/REVERSEシステムの原型はあったものの、このときは当日に「今日はどの組み合わせでいく?」というような気分で決めており、毎日配役の組み合わせが違っていた。DVDリリース時に、便宜上TRUTH/REVERSEと分けて明記したのが、その後にも引き継がれていくこととなる。

・OPでキャスト紹介を兼ねたイメージシーンを羅列するパフォーマンスを、ピースピットでは「キャストパレード」と銘打っている。千秋楽の開演前、体を温めるためのアップがてら「キャストパレード」を返し稽古したのだが、なぜか役者が服を脱ぎ出して裸で踊りまくった。のちにその儀式は「漢祭り」と名付けられる。

・またカーテンコールでは、某男性アイドルグループのライブ音源に当て振りするエアライブをなぜか敢行。「意味がわからない」という困惑と、「でも最高!」という謎の評判を呼んだ。

・舞台上には登場しないヒロインの名前は、吸血鬼モノのヒロインから引用した。ネットで「吸血鬼モノ」「ヒロイン」で検索して探し、候補としては、「メリーベル」「クローディア」「ミナ」などがあったが、響きの良さで「メリーベル」に決まる。ところが、その相手役が「アレン」だったために「『ポーの一族』に影響を受けたんですか?」とやたら方々で言われる。当時、末満は『ポーの一族』は読んだことがなかった。「こんな面倒くさいことになるなら、ミナにしときゃよかった」と後悔していないこともない。その他、劇中に登場する人物の名称は「画家」の名前から引用されている。

・あるステージで、OP映像を映写する幕を下ろすためのロープが舞台装置にひっかかり、舞台装置が倒れる。OP早々に舞台は中断し、復旧作業の間、末満・山浦・赤星の三人がフリートークで繋ぐ。末満は、倒れてきた舞台装置を咄嗟に支えた際、釘で手のひらをすぱっと切る。手から血を流しながらのトークとなった。その後、舞台装置は復旧して舞台を再開した。

作・演出=末満健一 振付=山根千佳 キャスト=田渕法明、菊池祐太、山浦徹、赤星マサノリ、上野真紀夫、桐山篤、中島弘泰、鈴木洋平、櫟原将宏、澤田誠、吉田青弘、浜崎聡、末満健一



2011年
ピースピットVOL.16 『TRINITY THE TRUMP』
2012.1.22-01.30【大阪】HEP HALL

・初演から2年後に行われた再演。男性キャストによるTRUTH版とREVERSE版、女性キャストによるFEMALE版の3バージョンの上演であったことから、三位一体を意味する『TRINITY THE TRUMP』というタイトルで上演する。

・今作にて音楽を和田俊輔氏が手がけ、その後のシリーズでもお馴染みとなる「ライネス」「TRUE OF VAMP」「アンジェリコフィーバー」などの名曲が生まれる。

・女性キャスト版では役名や設定などが異なっており、ある種のパラレルワールド的な世界観となっていることも話題となった。繭期の設定も男性版とはかなり異なっており、「若い吸血種は繭期を越えるまで性別がない」という設定だった。

・この上演から、明確にTRUTH/REVERSEと打ち出すようになる。TRUTH版が青い衣裳、REVERSE版が赤い衣裳だった(FEMALE版は白い衣裳)。この衣裳コンセプトは、2013年上演の『我らジャンヌ』でも踏襲される。のちにMARBLEと呼ばれるバージョンは、当時「半リバ(半分だけリバースするの意)」と呼ばれていた。

・千秋楽のカーテンコールでは、TRUTH/REVERSE/FEMALEそれぞれのアンジェリコ共演による「トリニティ・ザ・アンジェリコフィーバー」を行い、非常に盛り上がった。この催しは、2015年版『TRUMP』でも、「ダブル・アンジェリコフィーバー」として引き継がれることとなる。

作・演出=末満健一 音楽=和田俊輔 振付=山根千佳
オールメールキャスト=甲斐健太、宇保允、山浦徹、赤星マサノリ、中島ボイル、植田順平、鈴木洋平、澤田誠、中野聡、杉森大祐、久保田圭介、釋章充、久井正樹、山本太一、和田重、末満健一
オールフィメールキャスト=谷野麻里江、丹下真寿美、橋爪未萠里、松永渚、春野恵子、延命聡子、立花明依、さのゆみ、田川徳子、富樫世羅、清水かおり、西脇百合子、美津乃あわ



2013年
Dステ12th『TRUMP』
2013.1.23-2.10 【東京】池袋サンシャイン劇場 【大阪】ABCホール

・俳優集団D2メンバー総出演で上演した三度目の『TRUMP』。キャスティングは、D2内オーディションによって決定した。

・前バージョンで「半リバ」と呼んでいたTRUTH/REVERSE混在の配役を「MARBLE」と呼称するようになる。

・イケメン揃いのメンバーにはまだ10代の者も多く、おっさんたちがめいっぱい美少年を演じた芝居が、皮肉なことに本当の美少年たちによって上演されることとなる。内容的には2011年版を踏襲したものであったが、劇中の実年齢に近い役者たちが演じることで鮮烈な印象の『TRUMP』となる。まだ駆け出しに近かったD2メンバーたちが、芝居づくりに四苦八苦して悩む姿は、まさに「リアル繭期」だった。その姿が、劇中でもだえ苦しむ役の姿と重なり、作品世界に説得力を生んでいた。

・大阪公演の千秋楽では、当日券を求める観客が200人を越える盛況ぶりとなる(通常時は10~20人程)。最終的な観客動員やDVD売上が記録的な数字となり、当時の制作担当者が社内で表彰される。末満は、叙々苑の焼肉を奢ってもらえた。叙々苑の焼肉をまた奢ってもらえるよう、今後も頑張ろうと思った。これ以降のTRUMPシリーズは、そのモチベーションに支えられているとも言える。

・劇中で使用した衣装は、ピースピットの初演で作ったものを流用して、いろいろアレンジを加えている。

・稽古場が、ミュージカル『100万回生きたねこ』と同じ稽古場で、そこらへんを普通に満島ひかりが歩いてたりするのを見て、「東京ってすげえなあ」と思う。

・当時、某出版社から『TRUMP』のコミカライズの話が来た。キャラクターデザインや、第1話のネームまで出来上がっていたが、その内容が完全にBLモノになっていたため断ってしまう。

作・演出=末満健一 音楽=和田俊輔 振付=山根千佳
キャスト=西井幸人、三津谷亮、陳内将、山田裕貴、山口賢貴、近江陽一郎、阿久津愼太郎、志尊淳、土屋シオン、池岡亮介、荒井敦史、根岸拓哉、白又敦、大久保祥太郎、上鶴徹、前山剛久



2014年
演劇女子部 ミュージカル『LILIUM -リリウム 少女純潔歌劇-』
2014.6.5-6.21 【東京】池袋サンシャイン劇場 【大阪】森ノ宮ピロティーホール

・モーニング娘。'14とスマイレージの出演で上演した、初のシリーズ新作。

・歌って踊れるアイドルの特性を生かしたミュージカル仕立ての作品だった。また、原作モノではないオリジナル作品で、作・演出家が根幹となることで、主催団体の垣根を越えてシリーズが展開するという、演劇界でも類を見ない公演形態となる。

・当初、『TRUMP』の設定だけを流用した別作品という形で宣伝していたが、物語の終盤で明かされる《ある事実》により、『TRUMP』とのリンクが提示される。そのため、『TRUMP』を観たことがある観客と、観たことがない観客で、作品に対するリアクションがまったく異なるという現象を生む。また、ネットで評判を聞きつけたTRUMPシリーズのファンの方が続々と『LILIUM』に足を運んでくださり、通常、男性客の多いアイドル芝居の客席が大勢の女性客で埋まった。

・劇中、リリーとマリーゴールドの会話場面と、リリーとスノウが聖堂に向かうところで流れる歌ありのBGMは、歌詞が「ライネス」と同じでメロディ違いの曲である。このメロディ違いの「ライネス」には、SPECTER ver.も存在する。

・公演初日、凄惨な結末のせいかカーテンコールでまったく拍手が起こらず、出演者であるアイドルの子たちが「全然拍手がなかった。面白くなかったんだ……」と、ものすごく動揺した。

・企画時にプロデューサーから提案されたタイトルは、『ヴァンパイアガール』だった。『LILIUM』だと話の内容がわからないとのこと。「確かに」と思わないこともなかった末満であったが、あーだこーだと理由をこじつけて説得。その結果、『LILIUM』というタイトルのままでいけることになった。

・登場人物のひとり「ファルス」は、英字表記では「FALSE」。正しい読みは「フォールス」に近いが、複数の意味を持たせるためにローマ字読みに近い読みを採用している。

・DVDに収録されている特典映像は、撮影と編集を末満が担当した。当初、予算の都合で特典映像はつかないという話だったが、「じゃあ、俺がノーギャラでやるんで特典映像入れてください」と提案したらそれが通った。昔、ピースピット公演の撮影や編集を自分でやっていたのが、こんなところで役に立った。その後、『SMILE FANTASY!』でも同様に末満が特典映像を担当するが、多忙のために〆切に間に合わず。こちらは後日、YOU TUBEで公開された。

・公演終了後、某大手出版社から『LILIUM』をノベライズしないかという話がくる。末満が一向に書かなかったため、話は立ち消えとなる。

作・演出=末満健一 音楽=和田俊輔 振付=YOSHIKO
キャスト=鞘師里保、和田彩花、工藤遥、田村芽実、譜久村聖、福田花音、小田さくら、中西香菜、石田亜佑美、竹内朱莉、鈴木香音、勝田里奈、佐藤優樹、佐々木莉佳子、田辺奈菜美、加賀楓



2015年
Patch stage vol.6 『SPECTER』
2015.3.18-3.22【大阪】ABCホール

・TRUMPシリーズ第三弾は、関西版D-BOYSとして結成された劇団Patchにて上演される。

・『TRUMP』より14年前、人里離れた村で起こる連続殺人事件。首謀者はクランから脱走した繭期の少年4人組。その事件を解決するために派遣された、萬里と石舟というふたりのヴァンパイアハンターが物語の中心となる。『TRUMP』にも登場する人気キャラクター萬里にまつわる物語や、『LILIUM』に登場する「永遠に枯れない花を造ろうとした庭師の物語」のモチーフが登場する。

・物語中盤で登場する《あるキャラクター》は、『TRUMP』との繋がりを明示する人物であり、演じる役者の出演を当日まで伏せていた。公演パンフレットに掲載されてはいたが、そのパンフレットも「公演終了まで開けないでください」という注意書きが記された封筒に入れて販売するという、徹底したネタバレ対策を講じる。公演初日、そのキャラクターが登場した途端に『TRUMP』を知る観客がざわつきはじめ、初めてTRUMPシリーズを観る観客の間に「これ、なんのざわめき?」という困惑を呼ぶ。ちなみに、『グランギニョル』は『SPECTER』と同時期の物語であり、よってその《あるキャラクター》は『グランギニョル』には登場しない。
※というように、シリーズものならではの趣向も施してはいるが、基本的には各作で物語は独立して完結しているので、TRUMPシリーズの他作を知らなくてもそれぞれ楽しめる作りになっています。『グランギニョル』もまた然り。

・キービジュアルのテーマは《臥萬里の葬儀》。物語の結末を暗示するものとなっている。《棺桶に横たわる臥萬里を俯瞰する図》は、合成無しの一発取り。基礎を平台で組み、その上に大量の土と枯葉を敷き詰め、特製の棺桶の中に萬里役の中山を横たわらせ、周囲に花を供えた。よく見ると周囲に葬儀参列者の足が見えるが、この足は劇団Patchのメンバーのものである。萬里の周囲に備えた花は、『LILIUM』に登場するキャラクターたちと同じ名前の花。この花の配置にはとても時間がかかっており、中山が一度起き上がってしまうとまたやり直しになってしまうため、撮影中の中山は何時間も棺桶の中でじっとしていなくてはならなかった。撮影の時期は冬で、ものすごく底冷えしたとのこと。

・ネブラ村の創設者は、『TRUMP』にも深く関わる人物である。

・余談ではあるがハリエット役の丹下真寿美は、フィメール版『TRUMP』で、ウルに当たるキャロルという役を演じた。シリーズ出演者の中で異なる役を演じた第三号。第一号と第二号は、『TRUMP』初演でラファエロ/萬里を演じた鈴木洋平と、アンジェリコ/ピエトロを演じた澤田誠。ふたりは『TRUMP』再演でそれぞれ、ラファエロ/アンジェリコを演じた。

・Dステ版『TRUMP』を観劇したD2ファンや、『LILIUM』を観劇したハロプロファンも劇場に足を運んでくださり、劇団Patch史上最速でチケットが完売した。また小劇場規模の公演にも関わらず、DVD売り上げでAmazonランキング1位を獲得する。これを機に、「もしかしてこのシリーズ、金になるんじゃ……」と大人たちが思いはじめた、ある意味ターニングポイントの作品。

作・演出=末満健一 音楽=瓢箪島光一
キャスト=中山義紘、三好大貴、竹下健人、松井勇歩、杞山星璃、吉本考志、山田知弘、井上拓哉、村川勁剛、中村圭斗、岩崎真吾、近藤頌利、有馬純 / 丹下真寿美、早川丈二、永津真奈、山浦徹 / 磯山真也、西山将太、井本涼太、本城咲月、高安智美、豊哉



2015年
短編小説『ドナテルロ回顧録』
『SPECTER』の公演パンフレットに掲載された、TRUMPシリーズ初のテキスト作品。『SPECTER』に話題の中にだけ登場する「片目が銀色の男」についての物語と、その人物の顛末が描かれた。短編小説『ドナテルロ回顧録』は、本ブロマガ内で読むことができます。
http://ch.nicovideo.jp/suemitsu/blomaga/ar931976



2015年
『LILIUM-リリウム 少女純潔歌劇-』感謝祭 短編演劇「二輪咲き」
2015.8.31-9.1【東京】池袋サンシャイン劇場

・上演から1年以上を経て開催された『LILIUM』感謝祭というイベントで発表された短編演劇。

・「稽古日数が取れないので、簡単にできるものを」とオーダーされたものの、それを無視してがっつりした作品を持っていき、関係者の顰蹙を買った。キャストたちはその無茶振りに見事に応えてくれて、イベントは盛況のまま幕を下ろした。前半は新作短編を披露する芝居パート、後半は公演を振り返るトークコーナーと、劇中歌を歌うライブパートという構成だった。

・後半のライブパートでは、劇中歌を全曲歌唱した。途中にインサートされる新規場面によって、登場人物ファルスによる回顧録という体裁となる。ラストシーンとして描かれるファルスの妄想で、リリーとの再会が暗示される。

・二日間行われた公演のうち、実は初日にかなりダイナミックな台詞飛びがあった。なので、初日は二日目より少々短い「二輪咲き」となってしまった。DVDに収録されているのは、二日目のものである。

・芝居パートの内容は、『LILIUM』に登場するシルベチカと、彼女の親友リコリスの《ある秘密》に迫るものとなっている。DVDは期間限定発売であったため、現在では入手不可能な幻の作品。ちなみに、DVDの冒頭で表示される「二輪咲き」のロゴは末満作。

作・演出=末満健一 音楽=和田俊輔 振付=YOSHIKO
キャスト=鞘師里保、工藤遥、譜久村聖、小田さくら、石田亜佑美、鈴木香音、佐藤優樹、飯窪春菜、生田衣梨奈、野中美希、尾形春水、牧野真莉愛、羽賀朱音(以上、モーニング娘。'15)和田彩花、田村芽実、福田花音、中西香菜、竹内朱莉、勝田里奈、佐々木莉佳子、室田瑞希、相川茉穂(以上、アンジュルム)



2015年
NAPPOS UNITED『TRUMP』
2015.11.19-12.6【東京】Zepp ブルーシアター六本木 【大阪】サンケイホールブリーゼ

・四演目となる『TRUMP』。再演する度に上演時間の伸びていた『TRUMP』であったが、『LILIUM』や『SPECTER』を踏まえた改稿によりまた上演時間が伸びたため、ついに二部上演となる。

・今までの版では見えていなかったソフィとラファエロの関係性、その出会いの場面、不穏な旋律の美しい新テーマ曲「輪廻夜想」などの新要素を入れつつ、さらに研ぎ澄まされた『TRUMP』を目指す。研ぎ澄ましたはずなのに上演時間は伸びた。

・物語性をソリッドに浮き立たせる硬質な『TRUMP』を目指し、ピースピット版やDステ版にあったギャグを大幅にカットする。それでも「いらない笑いが多すぎて物語に集中できない」と批判を受けた。「ギャグものすごくカットしたのに……」と、末満は意気消沈する。

・今までパンイチだったダリの椅子ボーイズは、シリーズ初の事務所NGを喰らって衣裳着用となる。しかし、衣裳付きのダリの椅子も割と気に入っている。

・この公演を観にきてくれていた刀ステ関係者。打ち合わせ時に「クラン案内みたいに本丸を案内するシーンが見たいです!」「わかりました!」のやり取りで、山姥切国広が不動行光を連れて本丸を案内するシーンが生まれた。

・Dステ版でもクラウス/アレンを演じた陳内将は、アレン役において前回とはまったく異なるアプローチに挑んだ。しかし、一回だけのMARBLE公演の際、ぶっつけ本番でDステ版のアレンに演技プランを戻し、性格も言葉づかいも違うアレンを見事に体現。観客から絶賛されるも、DVD収録はおろか記録映像にすら残っておらず、関係者一同「なんであれを残しておかなかったんだ……」と歯噛みした。

作・演出=末満健一 音楽=和田俊輔 振付=山根千佳
キャスト=高杉真宙、早乙女友貴、陳内将、武田航平、山本匠馬、田村良太、平田裕一郎、大塚宣幸、久保田創、森下亮 、植田順平、日南田顕久、傳川光留、吉田メタル、岡田達也、末満健一