▼民族虐殺によって出世。もはや「現代のヒトラー」と化した習近平
和田です。
中国14億人のトップ習近平。
以前、このメルマガでも紹介した『ジョスケ報告書』の
統一戦線工作の分析によると、
習近平の父、習仲勲は統一戦線工作に従事していました。
チベット平定と言っても、
中国共産党視点からの一方的な「平定」ということですが、
その習仲勲は、略奪相手のダライ・ラマからもらった時計を
ずっとしていたという、実に気色の悪いエピソードもあります。
果たして、ダライ・ラマはどんな気持ちで、
習仲勲に時計をあげたのだろうか???・・・。
もしかすると、習仲勲がカツアゲでもしたのでは?・・・
などとも思ってしまいますが、
現在の文化破壊されたチベットの惨状を見ると
実質的には、半ば強奪に
近いような感じだったのではないでしょうか。
習近平自身は福建省で15年勤務し、
そこで僑務工作に従事していたようです。
ちなみに、(一体どういう人事評価体系なのか?)
1988年12月から1990年まで
チベット自治区党委員会書記だった胡錦濤
(習近平の前の中共トップ)もチベット弾圧によって
鄧小平から評価され、中央政界に引き上げられています。
ここで注目すべきは、習近平が1995年に出した
華僑に対する工作をいかに進めるかに関する文書です。
2014年に胡錦濤の関係者だった
統一戦線工作部の人間(Ling Jihua)をパージして、
「大戦線」を提唱。
2015年に統一戦線会議を開いて
「法宝」(マジックウェポン)に指定。
統一戦線の「主導小集団」を指導し、
「十九大」で統一戦線工作が巨大化したことをアピール。
中央委員会の方針に従うように習近平自身が担当すると宣言。
要は、チベットの工作は習近平が指揮したものであり、
その苛烈さ故に中国共産党の内部での評価を上げ、
その後、党内での基盤を固めていったのです。
今やその対象はチベットだけに留まりません。
中国共産党のウイグル人対策に関する内部文書が流出。
米ワシントン・ポスト論説委員長が、
中共の行う新疆ウイグル自治区での政策を
「今世紀最大の人道に対する罪」と断定しました。
この中国共産党内部文書によると
習近平の直接指示で行われていることが判明しています。
こういう酷いことをしておきながら、
習近平が国際社会において
尊敬される存在であることはもはや不可能です。
そういった意味でも、将来的には、
あの「ヒトラー」以上と評価される可能性さえあります。
そんな「現代のヒトラー」を国賓として招き、
今上陛下と酒を酌み交わす映像を
世界に流しては絶対にいけません。
かつて、昭和天皇は
ヒトラーと一緒に写った写真こそありませんでしたが、
当時「日独伊三国軍事同盟」もあったために、
世界からは、「ヒトラー」と同一視され
そのように扱われていたことを忘れてはなりません。
我々はあの時と同じ轍を踏んではダメなのです。
※
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