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ここだけの話、沖縄の海兵隊というのは・・・|THE STANDARD JOURNAL

2015/08/24 20:46 投稿

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「米軍、抑止力にならない」…沖縄知事が反発
2015年08月17日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150817-OYT1T50013.html
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おくやま です。

沖縄県知事の翁長氏が、沖縄を訪問した菅官房長官に対して

「沖縄に駐留している海兵隊は、
(中国の)弾道ミサイル技術が発達しているなかで
抑止力にはならない」という発言をしていたことは、
みなさんも報道などでご存知かもしれません。

たしかに純粋な軍事的な意味から言えば、
中国の弾道ミサイルは脅威であり、
アメリカが沖縄に海兵隊を置いておくのは非合理的だ
とする翁長氏のいいたいことは、まあわからないでもない部分が。

もちろんこの発言による彼の狙いは、
沖縄に米海兵隊はいらないから辺野古移設もいらない、
ということでしょう。

あくまでも彼の意図は辺野古阻止だけであり、
抑止力云々の部分はどうでもいいのでしょう。

ところが私が気になったのは、
彼が(当然ですが)沖縄の米海兵隊の「抑止力」のメカニズム
をわかっていないという点です。

抑止論というのは、核兵器が出てきたことによって、
主に冷戦が始まってからの20世紀後半に
熱心に研究されはじめたものです。

しかしそのエッセンスは戦略論ですから、いくら精緻化されたとはいえ、
その戦略の本質のところは、孫子やクラウゼヴィッツが言っていたことと、
それほど変わるものではありません。

では翁長氏のような抑止論や戦略論を理解できていない人が
陥りがちなワナは何かというと、たとえば今回の「抑止力」も、
相手がいて始めて成立するものだということです。

具体的には、沖縄の米海兵隊が抑止力になっているかどうかを決めるのは、
日本でもなく、アメリカでもなく、ましてや翁長さんでもなく、
抑止されている側の意思決定者(習近平or金正恩?)にある、

ということです。

言われてみれば、たしかに戦略というのは、自分が何かを仕掛けようとしても、
独自の意図を持った相手がいるわけですから、その相手が何をやってくるのかによって、
こっちも対応を変えなければなりません。

クラウゼヴィッツは、このような両者による戦略的なダイナミックな関係を、
「決闘」や「レスリング」といった例を使って表現したのですが、
もう一人の孫子は、敵と味方という、いわば「陰陽」の関係で表現しております。

いずれも重要なのは、戦いでも抑止でも、相手がいるということ。

グレイはそれを「敵にも決定権がある」という格言で表現しています。

抑止が成立する際にも、奇妙なことですが、
抑止される側の「相手」の協力が必要になってきます。
「抑止力」というキーワードを聞いた時、
われわれはそこに相手がいるということを忘れてはなりません。

( おくやま )

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http://www.realist.jp/strata.html
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■-編集後記-(和田)-----------------------------------■
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中国共産党は、レジティマシー、正統性がない。
国民党を追い出して大陸を統一した。
シナ人は、中国共産党に国を任せるという選択をする
理由はないのだ。

だから、中国共産党が考えたのが、
「日本を叩き追い出したのは、
自分たち中国共産党と人民解放軍なのだ」
とした『世界観』だ。

それを押し付けるためにずっと抗日ドラマを作って放送している。
この抗日運動をして日本を駆逐したというレジティマシーを
浸透させるという『政策』があるのだ。

となると、中共が対日プロパガンダをやり続ける以上、
ほとんどのシナ人はそれを信じてしまうと決まっている。

日本でも南京大虐殺やいわるゆ従軍慰安婦問題は、
本当のことだと信じられていた。

なぜかというと、サヨクメディアが強く、新聞テレビで繰り返し、
教科書にもでたり、学校の歴史の授業でやるもんだから、
日本国民のほとんどが信じていたのだ。

朝日新聞がやっと一部捏造を認めたからやっと止まった程度だ。
安倍談話もあり、日本人に贖罪マインドがなくなりつつある。
日本国民もやっと「世界観」を変えつつある。

翁長やサヨクはまだ、中共と日本のサヨクでつくった
「世界観」のままなのだ。

そんな翁長の中共製の「世界観」では、
米軍の価値もわかるはずもない。

「世界観」が違う相手とすり合わせるのはムリだ。

( 和田 / https://twitter.com/media_otb )

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(担当:紫@管理人)

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