■ The Mouth Is Mightier Than the Pen
By MATT RICHTEL
『New York Times』(2015/06/27)
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おくやま です。
すでにブログのほうでも記事を要約して紹介しましたが、
シカゴ大学のビジネス・スクールのチームが、
なかなか面白い実験をしました。
それは、近くの博物館に来た人にボランティアになってもらい、
ビジネススクールの学生たちの自己紹介を、動画、音声、そして文書の
3つのパターンで視聴して、それぞれの人物を評価してもらうというものです。
その結果ですが、文章よりは音声、音声よりは動画、
という順番に評価が高くなりました。
また、動画のほうが顔の表情が見えるからか、
その人に対する親近感や、「頭が良さそう」という印象も増えたそうです。
「なんだ、こんな誰でも常識として知っているようなことを実験して・・・」
と感じる方もおられるでしょうが、
私はこの話にはポイントがいくつかあると考えております。
一つは、このような実験をすることによって、
われわれの「常識」が正しいものであることをあらためて確認すること。
こうすることによって、たとえば今まで親や先輩に
「失敗して人に謝る時は直接会って謝ってこい!」という道徳論が、
実は科学的な実験によって正しいものであることが証明されるわけです。
もう一つは、いままで道徳論のような形で言われていた
社会的な規範について、若者が「うぜーなー」と感じていたことにも、
実はそれが本当に効果的なものであることを見せることによって、
彼らにも受け入れられやすいものにするという、
いわば教育的な面もあるわけですな。
かくいう私も「メルマガ」という文章方式でこれを書いているわけですが、
もっとスマートに見せるためには、やはり動画で説明したほうが良い、
ということになるわけで・・・(笑
( おくやま )
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■-編集後記-(和田)-----------------------------------■
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文章<音声<動画ってことですね。
文章は寝っ転がってでもできる。
音声は姿勢も必要。
動画となると髪型とか服装まで気にかけないといけない。
より手がかかる。
話ぶりというのは本気かどうかも伝わる。
「人は見た目が9割」という本が売れたことがあった。
ルックスが大事という話だが、声と身振り手振りがあれば、
話している内容により重要な情報が加わっているのだろう。
文章って最近はコピペできるしなぁ。
同じセリフ言ってもアホに見える人は確かにいる。
アメリカ人がリーダーシップにスピーチ力を挙げるのも、
人の優秀さを測るときも話しぶりを見るのは
日本人も参考にすべきだと思う。
( 和田 / https://twitter.com/media_otb )
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スタンダードジャーナル編集部
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