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【ストーリー解析】天体のメソッド 第8話「彼女の信じること」

2014/11/30 21:15 投稿

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天体のメソッド第8話「彼女の信じること」のストーリー解析を行う。→前回 →次回
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2人の約束は、湖を照らす星空の下。

■評価
★★★ テクニカル、ストロング


[ニコニコチャンネル]http://ch.nicovideo.jp/sora-no-method

■総評
第8話は、汐音の問題の解決編。非常に情緒的なストーリーで、音響や演出も素晴らしい。また、次回以降のノエル編への橋渡しもしっかり出来ており、ストーリー構成も面白い。今までは、理解する為に何度か見て欲しいという話が多かったが、今回は噛み締めるために何度も見て欲しいという内容。いよいよ最終局面に入っていくようなので、次回の展開にも期待。

■基本情報
原作 - カレイドシフト
原案・脚本 - 久弥直樹
監督 - 迫井政行
アニメーション制作 - Studio 3Hz
→Wikipedia

■登場人物

[主人公たち]
  古宮 乃々香(こみや ののか) - 夏川椎菜
  ノエル - 水瀬いのり
  水坂 柚季(みずさか ゆずき) - 豊崎愛生
  水坂 湊太(みずさか そうた) - 石川界人
  椎原 こはる(しいはら こはる) - 佳村はるか
  戸川 汐音(とがわ しおね) - 小松未可子

■ドライバー分析
第8話のメインドライバーは、

①乃々香と汐音が再び友達になる(L-F-L、E-G)
②汐音がノエルとの別れに気がつく(P=E)

である。また、サブドライバーとして、

③北美祭の出し物であるプラネタリウムの準備をする(L-L)
④ノエルが汐音を説得する(G)
⑤こはる、柚季、湊太たちが仲直りに協力する(G)

などがある。
第8話は、汐音の問題の解決編である。今まで長らく抱えられてきた乃々香と汐音のの問題が解決し、2人は再び友達となる。

ただし、第8話は必ずしも汐音と乃々香だけの物語ではない。第8話には伏線的にノエルに関するストーリーが展開されており、それが次回以降へと続いている。つまり、第8話には、

(1)乃々香と汐音の仲直りに関するストーリー
(2)次回へ続くノエルに関するストーリー

の2つのストーリーがある。(2)は非常に重要なのだが、少し長くなるので、ここでは(1)のストーリーを先に扱う事にしよう。((2)については補足を見て欲しい。)

では、(1)の乃々香が汐音と仲直りするストーリーから。

まず、第8話のストーリーの大枠を作るのは「プラネタリウムの準備」という形式的なストーリーだ。こういった大枠は第5話の「花火大会の準備」や第6話の「温泉旅行」などに似ている。そして、今までもそうであったように、それらは必ず別の心理的ストーリーを背後に持っている。

今回で言えば、それは「汐音と仲直りすること」だ。前回のラストシーンで、乃々香はノエルから「一緒に流星群を見たかった」という汐音からの伝言を受け取り、それが7年前の約束の事だと気付く。そして、乃々香はみんなに北美祭に向けての「プラネタリウム作り」を提案する。

[北美祭の出展申請書]

それが単なる行事でないことは、巻き込まれた汐音も気がつき始める。汐音が最初にそれに気が付いたのが、雑貨店での汐音と湊太のシーン。湊太は汐音に発案者が乃々香であることや、企画がプラネタリウムであることを告げ、それに対し、汐音は「(乃々香のやろうとしていることなんて)分かるわけない」と言いつつも、企画が「プラネタリウム」であることに衝撃を受けている。

[珍しく汐音に話しかける湊太]

(おそらく汐音の反応からすると、「一緒に流星群を見たかった」という伝言はノエルが勝手に伝えたものだろう。)

しかし、汐音は乃々香の気持ちを、そのまま受け入れることは出来ない。その原因は、7年前に遡る。

第8話のストーリー中盤、乃々香はノエルと出会ったときのことを思い出している。その回想シーンの中で、乃々香はノエルに友達のことや、汐音との約束のこと、そしてお別れを言わなければならないことを伝える。「お別れなんて言いたくない」「すぐに戻ってくるから、その時は一緒に流星群を見よう」。乃々香には伝えられなかったことがあり、そのメッセンジャーとなったのがノエルだ。

[お別れなんて言いたくないとノエルに話す乃々香]

(少し振り返ってみると、第1話の回想シーンですでに、乃々香に引越しの際に伝えられなかった想いがあることが描かれている。)

その後、ノエルはメッセンジャーとなり、天文台に来た汐音に乃々香の伝言を伝える。汐音はそれを聞いて喜び、乃々香がすぐに帰ってくると期待する。しかし、それが汐音の長い苦しみの始まりだった。

[汐音に乃々香の伝言を伝えるノエル]

別の回想シーンによれば、汐音はその言葉を信じて7年間待ち続けたようだ。しかし、その時間はあまりにも長かった。それが第1話からの汐音と乃々香の問題に繋がっている。

[乃々香を待つ汐音。それは毎年続いた]

その後、第1話で汐音は乃々香に「今更何をしにもどってきたの?」と尋ねている。しかし、乃々香はそれが汐音だとさえ気がつかなかった。だから、汐音は「裏切られた」「信じた自分が馬鹿だった」という思いを募らせ、乃々香を「嘘つき」と呼ぶことになる。

[7年目、乃々香は現れた。しかし、乃々香は汐音の事を忘れていた]

しかし、ここで少し考えて欲しいのは、7年前乃々香が汐音に伝えたかったこと、そしてノエルの伝言によって汐音が抱いた乃々香への気持ちは嘘だったのか?ということだ。

確かに、乃々香は汐音を裏切ってしまったと言えるだろう。しかし、7年前の2人の気持ちは嘘ではない。それをお互い確かめ合うことが第8話の中心的テーマである。そして、その際に最も重要な役割を果たしたのが、やはりノエルだった。

ノエルはストーリーの中盤、天文台に現れた汐音に「汐音は乃々香と一緒に流星群を見ないの?」「2人でにっこりになれないの?」とたずねている。(また、ノエルはその前にも乃々香に同じ質問をしている。)

それに対する汐音の答えは「乃々香が嘘つきだから(できない)」である。汐音はこれまでも何度も乃々香を「嘘つき」と呼び、それを理由に乃々香を信じる事を拒んできた。しかし、ノエルはそんな汐音に対し、

「乃々香は嘘つきじゃないよ。ノエルはずっと信じてたもん」

と言う。その言葉の中には、汐音と同じように7年間待ち続けてきたノエルの気持ちが込められている。

[汐音を呼び止めるノエルと、その言葉にはっとする汐音]

振り返ると第1話で、ノエルは汐音と同じように乃々香から完全に忘れられていた。しかも、「もう現れないで欲しい」とまで言われて、傷つけられている。しかし、ノエルはそんな乃々香を信じ続け、最終的には、記憶のギャップを埋めてノエルの元に辿り付いた乃々香を「信じてた。来てくれるって信じてた」と抱きしめている。

[乃々香を抱きしめるノエル(第1話)]

乃々香を信じて待ち続けたノエルと、信じ続けたけど、それをやめてしまった汐音。この対比は第8話の重要なテーマになっている。

「私だってずっと乃々香を信じてた」

汐音はノエルの言葉に、乃々香を待ち続けた自分を重ねる。しかし、汐音はノエルと違い、「信じて裏切られるのが怖い」、「変わってしまった自分が悪い」とも言っている。そこには汐音の、境遇や、弱さがよく表れている。

[信じて裏切られるのが怖いと言う汐音]

それに対し、ノエルは「乃々香は約束どおり来てくれた。だから、怖くなんかないよ」、「汐音も乃々香もみんな、全然変わってないよ」と汐音の手を取る。ノエルの目的は、みんなを「にっこり」にすることだ。そんなノエルの行動が、汐音に乃々香と向き合う勇気を与える。

そして、ストーリーは終盤の北美中学校のシーンへと続く。(汐音が中学校を訪れたのは、おそらく柚季から話を聞いたからだろう。前後関係からすると、柚季はそれまで学校で乃々香を手伝っていたのかもしれない。)

[夜の北美中学校。一室だけ明かりがついている]

そして、汐音は迷いながらも乃々香がプラネタリウムを準備している教室に入る。そこで汐音は、乃々香と、投影機が映し出す沢山の星を見る。

[乃々香の作っていたプラネタリウム。正面には霧弥湖のパネルがある]

「こんなの作ってたの」

汐音はそう控えめに言う。しかし、映像をよく見ると、乃々香が作っていたのは単なるプラネタリウムではないことが分かるだろう。北美祭の出展申請書には「霧弥湖の美しい星空を堪能してもらう空間」と書いてあったが、重要なのは、星だけではなく霧弥湖が描かれた大きなパネルがあることだ。

「一緒に流星群を見たい」

その想いを叶えるように、星空はまさに2人が約束した湖の湖畔に広がっている。それは乃々香と汐音の思い出の場所であり、約束の場所でもある。汐音もそのことに気付いている。

[汐音を前に話を切り出すのをためらう乃々香]

「流星群の代わりにはならないけど、ずっと約束を果たせなかったから」

汐音に気がついた乃々香は、静かにそう切り出す。汐音には乃々香が何を伝えようとしているのかが分かるだろう。しかし、汐音はまだ乃々香のことを信じきれない。汐音は、乃々香に対し、

「今更、何をしに戻ってきたの」

と乃々香が戻ってきた際のやり取りを繰り返す。それは乃々香の本当の答えを聞くためだ。汐音はもう一度乃々香を信じようとしているのだろう。それを受けて乃々香は汐音に今までのことを謝罪する。

[乃々香の謝罪を聞く汐音]

汐音は乃々香に怒っている。しかし、ノエルの前で明かしたように、汐音が本当に聞きたいのは乃々香の謝罪の言葉ではない。「彼女の信じること」の答えだ。私は乃々香に裏切られたのか、そうではないのか。それが汐音にとって最も重大な事だ。乃々香は、続けて言う。

「でも、汐音と一緒に流星群を見たい。この気持ちはずっとここに残ってた。あの頃のまんま。そして、これも。汐音は私の大切な、大切な友達

それは乃々香が7年前の引越しの日、汐音に直接伝えられなかった想いだ。そしてそれは汐音がずっと信じていた乃々香の姿でもある。ここで汐音は、いままで信じてきた事が間違っていなかった事を知る。そして、そのことを信じ切れなかった自分が悪いとも。

[汐音に7年前から続く想いを伝える乃々香]

汐音は乃々香のことも、メッセンジャーとして伝えてくれたノエルのことも信じきれなかった。だが、今は乃々香のことを信じられる。それは、汐音もまた7年前と同じ気持ちを持ち続けていたからだ。その後のやり取り、

「戸川汐音って言います。私と友達になってください」

は、乃々香に対する今の汐音の気持ちを表すものだ。これは7年前と丁度逆のやりとりで、汐音が笑っているのも「本当に友達になりたいなら、もっとにっこりしなさい」という花織の言葉通りである。こうして、2人は思い出の場所、約束の場所で、再び友達になる。

[友達になって欲しいと、にっこりする汐音]

このように、第8話のストーリーは、乃々香、こはる、湊太、柚季、そしてノエルの協力により、非常に滑らかに解決へと導かれている。特に、同じ境遇であり、かつ汐音と「友達」になったノエルの存在は大きい。

こうして、乃々香と汐音のストーリーは、ひとまずハッピーエンドを迎えた。色々な周囲の協力が描かれており、心理展開も緻密でよく出来ている。また、演出や演技も見事で、エモーショナルラインが非常に大事にされている。何度もかみ締めたいストーリーである。

ただ、第8話には、前述の通り、今まで触れてこなかった次回へ続くノエルに関するストーリー展開がある。少々長くなるが、続いて、ノエルに関するストーリーについて見てみよう。

■補足:ノエルに関するストーリーについて

さて、以上のような流れで乃々香と汐音の問題が解決し、第8話の時点で幼馴染5人の間の問題はほぼ解決された。ということで、残るのはノエルに関する話である。

ノエルは前回から伏線的に「円盤から離れると大変な事になってしまう」と繰り返しており、何らかの問題を抱えている事は明らかだ。情報を整理すると、

・ノエルは円盤から離れられない。離れてしまうと大変なことになってしまう。
・流星群は半月以上先。
・流星群は円盤が来てから見えたことがない。
・にも拘らず、ノエルは汐音に「今年は流星群がよく見えるよ」と言っている。

などだ。これらのことを合わせて考えると、ノエルは「一緒に流星群が見たい」という乃々香と汐音の願いを果たす為、あるいは何か別の理由のために霧弥湖から去ってしまうのかもしれない。

今回のラストシーンで、汐音はそれに気がつき、それを阻止する為、乃々香に「もう一緒にいられない」と言っている。汐音にとってノエルの存在は大きく、汐音はノエルのために行動しようとしている。

[ノエルの言っている意味に気がついてしまった汐音]

さて、ここで思い出して欲しいのが、ノエルが第1話の最後にノエルが乃々香に言った言葉だ。ノエルは第1話のラストシーンで、

「今度はノエルが約束を果たす番。ノエルはそのためにいるから。あなたの願いを叶えるために」

と言っている。また、今回のノエルと汐音のシーンでも、

「乃々香が約束を守ったんだから、今度はノエルが願いを叶える番」

と言っており、ノエルは「乃々香の願いを叶える」ということをずっと言っている。この「乃々香の願い」は、ずっと伏線になっており、天体のメソッドの重要なテーマになっている。

では、その「乃々香の願い」とは具体的に何だろうか?それが垣間見えるのが、第4話だ。
ノエルはオリエンテーションの後日(乃々香が柚季にビンタされた次の日)に乃々香の家を訪れ、

「ノエルはみんなが揃えば乃々香の願いが叶うと思ってた。でもそうじゃないの。ノエルは間違ってたの。だから、ごめんなさい。ノエル頑張るから!」

と乃々香に言っている。このことから分かるのは、乃々香の願いが幼馴染全員に関係すること、そして、単に全員が揃う事では意味がないことだ。そこから考えると、乃々香の願いは、「みんながにっこりになれること」なのかもしれない。

[乃々香の願いを叶えるために頑張るというノエル(第4話)]

実際、ノエルはその宣言後、柚季を手伝ったり、汐音にひっついたり、みんなが「にっこり」になれるように積極的に働きかけている。ノエルの行動はノエルの性格もあるが、この「乃々香の願い」を元にしているのかもしれない。

問題は、その「みんながにっこり」の中には、ノエル自身が入っていない事だ。それが今後のストーリーの重要な鍵になる。ノエルは自分がいなくても「みんながにっこり」になれると思っているかもしれない。しかし、それは大きな間違いだ。

非常に俯瞰的に見れば、第8話までの展開は「ノエルとみんなが仲良くなる話」とも言える。乃々香、こはる、柚季、湊太、汐音の5人は、全員ノエルと仲良くなった。(その視点から言えば、第7話の湊太とノエルのエピソードも、仲良くなるために必要なエピソードだったと言える。)

それを象徴するのが、今回ノエルがみんなからもらったチケットだ。それは、ノエルとみんなとの友情の印とも言えるだろう。

[ノエルがみんなからもらった北美祭のチケット]

最終的に、ノエルを引き止められるかは分からない。だが、ノエルがすでに5人にとって重要なことは明らかだ。5人の物語から5人+αの物語へ。最終局面へ期待である。

■残された伏線
残された伏線は次の通り。

①ノエルは円盤から離れられない?
②乃々香の願いとは何か?
③ノエルや円盤とは何か?
④汐音の撮ったノエルの写真は伏線?
⑤乃々香と花織の約束とは何か?(にっこり?)

■ストーリー詳細

(湖の辺)

P 乃々香は汐音の「一緒に流星群を見たかった」という伝言をノエルから聞く。
P だが、今流星群は円盤のせいで見られないと言う。

L(G)汐音が七年前の約束を覚えていたことを知り、乃々香は柚季たちに「北美祭に参加しよう」と持ちかける。

(北美中学校)

P こはるが帰りそうな汐音をつかまえる。
P 乃々香と柚季は北美祭に参加するための書類を提出し予算をもらう。

P 嫌々だった汐音だが、柚季が押し切り、乃々香、柚季、こはる、湊太、汐音の5人で北美祭に参加することに。

(雑貨店)

P 5人は必要な物資を買出しに行く。

P 汐音は湊太から、企画したのが乃々香であることや、内容がプラネタリウムであることを聞く。

(北美中学校)

P 学校に戻った5人は荷物を置き、作業は明日からと決める。乃々香は汐音に「また明日」と言い、汐音もそれを聞き入れる。

(バスターミナル)

P 学校から帰ってきた汐音以外の4人は、バスターミナルでノエルに会う。
L こはる、柚季と湊太はノエルに北美祭のチケットを渡す。

(乃々香の家への帰り道)

EF しかし、ノエルは円盤から離れると大変なことになるから行けないと残念がる。

L ノエルは乃々香に、汐音と一緒に流星群を見られそうか尋ねる。
P 乃々香は「きっと、見られると思う」と答える。

(北美中学校)

L プラネタリウムの試作機が出来上がる。暗幕を使い、試してみる。

F 明るさが足りず、柚季が電力をUPすると、試作機が炎上し煙が出る。

P 5人はこはるの持ってきた円盤まんじゅうを食べる。

L 5人は円盤を呼んだ頃の話になる。
F しかし、汐音は「円盤は本当に私たちが呼んだの?」と言って帰ってしまう。

(バスターミナル)

P 乃々香は学校に、汐音は天文台へ向かう。

(回想、7年前の引越しの日、天文台)

P 乃々香はノエルに友達のことを話す。
F 乃々香は汐音と一緒に流星群を見られないことを悲しんでいる。
L 乃々香は、ノエルに「すぐ帰ってくるから、一緒に流星群を見よう」と汐音への伝言を託す。

(回想終わり)

(北美中学校)

P 乃々香が学校で新しいプラネタリウムの投影機を作っている。

(天文台)

P 汐音は天文台で、ノエルの鼻歌を聞く。

(回想、7年前、天文台)

L 7年前、汐音は天文台でノエルに会い、乃々香からの伝言を聞く。

(回想終わり)

L 汐音はノエルに北美祭のチケットを渡す。
FE ノエルはまた、円盤から離れられないから行けないと悲しそうにする。

L ノエルは汐音に「汐音は乃々香と一緒に流星群を見ないの?」と聞く。
F 汐音は乃々香が「嘘つき」だから一緒には見られないと答える。

L ノエルは「乃々香は嘘つきじゃないよ」「ノエルはずっと信じてたもん」と汐音に言う。
P その言葉に汐音は今までのことを思い出す。

(回想、流星群の日)

LF 流星群の日。汐音は毎年一人で乃々香を待っていた。しかし、乃々香が来る事はなかった。

(回想終わり)

LE 汐音は「信じて裏切られるのが怖い」「信じ切れなかった、変わってしまった私が悪い」とノエルに言う。

G ノエルは汐音に「汐音も乃々香もあの頃から変わってない」と言う。

L ノエルは汐音に「乃々香と流星群を見よう。今年はよく見えるよ」と言う。

(バスターミナル)

P 帰り道、汐音はバスターミナルで柚季に「乃々香のことを好きなのか、嫌いなのかはっきり聞かせて欲しい」と言われる。

(夜の街)

P 汐音は中学校に向かう。

(北美中学校、第3準備室)

P 汐音が準備室に入ると、丁度乃々香が新しい投影機を試しており、教室には無数の星が広がっている。

P 乃々香は汐音に「流星群の代わりにはならないけど」と言う。
FE 汐音は「何で待ってたんだろう。本当に馬鹿みたい」と言う。

LG 乃々香は汐音に忘れていた事を謝り、それでも、汐音との約束、汐音と友達である事をずっと胸に抱いていたと伝える。

L 汐音は乃々香の気持ちを受け取り、「信じきれなかった自分が悪い」「もう一度乃々香と友達になりたい」と言う。

LL 汐音は改めて、乃々香と友達になりたいと言い、乃々香もそれを受け入れる。

(汐音の家)

E 汐音はノエルが円盤であり、乃々香との約束を果たす為に去ってしまうことに気がつく。

(翌日、北美中学校)

P 汐音は乃々香に「もう一緒にいられない」と言う。

(つづく)

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