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【ストーリー解析】凪のあすから 第13話「届かぬゆびさき」

2013/12/28 23:52 投稿

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凪のあすから第13話「届かぬゆびさき」のストーリー解析を行う。漫画未読。→前回 →次回
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■評価
★★★ スタンダード


[ニコニコ本編]http://www.nicovideo.jp/watch/1388036578

■総評
第13話は、お船引きで重大な事件が起こり、まなかが犠牲になるという展開。仕掛けは非常に大掛かりだが、ストーリー進行は淡々としている印象。第13話は、舞台やキャラクター配置を大きく作り変える転換点であり、タイミング的にも、ストーリー的にも「いざ後半戦へ!」という感じである。渦潮が何であったかは謎だが、それは次回以降の説明を待ちたい。次の放送が待ち遠しい。

■基本情報
原作 Project-118
監督 篠原俊哉
シリーズ構成 岡田麿里
脚本 吉野弘幸
アニメーション制作 P.A.WORKS
->Wikipedia

■登場人物
[主人公たち]
  先島 光(さきしま ひかり) - 花江夏樹
  向井戸 まなか(むかいど まなか) - 花澤香菜
  比良平 ちさき(ひらだいら ちさき) - 茅野愛衣
  伊佐木 要(いさき かなめ) - 逢坂良太
  木原 紡(きはら つむぐ) - 石川界人
[潮留家]
  潮留 至(しおどめ いたる)- 間島淳司
  潮留 美海(しおどめ みうな) - 小松未可子
  先島 あかり(さきしま あかり)- 名塚佳織
[小学生]
  久沼 さゆ(ひさぬま さゆ) - 石原夏織
[神社関係者]
  うろこ様 - 鳥海浩輔
  先島 灯(さきしま ともる)- 天田益男

■ドライバー分析
第13話のメインドライバーは2つ。

①お船引きで謎の渦潮が発生する(E)
②あかりを救うため、まなかが渦にのまれる(E-G-E)

また、サブドライバーとして

③美海があかりと約束する(L)
④光がまなかに改めて告白する(L)
⑤まなかが気持ちに整理をつける(P)
⑥ちさきが紡を助ける(G)
⑦要がちさきを気にかけるが、運悪く海に放り出される(L-F-E)

などがある。
ストーリー全体は、お船引きで発生した謎の渦潮によって牽引される。ストーリーは大きく分けて、まなか系列と、ちさき系列に分けられる。

まなか系列は、まなかが自分の気持ちの整理をつけ、いよいよ光に答えるというところで渦に飲まれるというストーリー(⑤→②)。いい所でトラブルに巻き込まれるという王道的展開で、次週以降に続く。「お船引きの後で言う」というのは完全に事件フラグである。
ちなみに、美海があかりと約束をするシーン(③)も、まなかがあかりの代わりに犠牲となる動機付けとしての機能がある。そのため、このエピソードはまなか系列の一部と言えるだろう。

一方、ちさき系列は、要からのアプローチ空しく、要がちさきと紡の関係を見せつけられたあげく、橋桁に直撃されるという不幸なストーリー(⑥、⑦)。
ちさきがどこまで紡の事を想っているか分からないが、ある程度恋愛関係として描かれており、紡←ちさき←要という構図になっている。要からしたら、踏んだり蹴ったりのストーリーである。

海神様の超常的な現象を扱っており、視聴者としては若干ノリに困るが、今後どうなったかの説明が入れば、もう少し現象を受け入れやすくなるだろう。

[渦に飲み込まれるまなかと、光の“届かぬゆびさき”]

■残された伏線

①まなか達はどうなった?
今のところ、まなか、光、要の安否は不明。ただし、ストーリー展開上は3人が死んだとは考えられない。だとすれば、どこかで生きているということになるが、海底に何かあるのだろうか。新しい設定が出てくるのかもしれない。
ストーリー展開上は、ちさきと紡、まなかと光と要が分断された形になり、しばらく別々に進行するかもしれない。まなかと光がペアになると告白の答えが聞けてしまうので、ちさきと紡、光と要、まなかという3グループに分断された可能性もある。今回、踏んだり蹴ったりの要が今後の鍵を握りそうだ。

[浮かんできたあかり。光はどうなったのだろう]

②まなかは光に何を言おうとしていた?
まなかは光に何かを伝えようとしていたが、それは持ち越しとなった。表情などからは、気持ちの整理がついたように見えたので、どちらかというと好意的な内容だろう。ただ、ものすごく照れていたわけでもないので、恋人として受け入れるというわけではないかもしれない。光の告白に涙したことを考えてみると、まなかは光と同じ気持ち(光も好きだし、みんな好き)ということを言おうと思っていたのかもしれない。

[光を応援するまなか]

③まなかは紡をどう思っているのか?
少し気になるのは、まなかが紡をどう思っているかで、タイトルの「届かぬ指ゆびさき」には、まなかの紡への片思いという意味がある。紡への気持ちがまなかの中でどう整理されているのかは今後もポイントになるだろう。

[まなかの紡への“届かぬゆびさき”]

④ちさきと紡は恋愛関係になりえる?
紡との関係が強化されたちさき。今までも何度か絡みがあり、今後さらに発展することはあるのだろうか?少なくとも今後ペアとして行動する事になりそうなのである程度は打ち解けるかもしれない。もし、眠り問題が解決されていないならば、紡の家で暮らすまである。
ただ、恋愛関係までいくかは微妙。もし、紡がまなかを助けに行くとすれば、またちさきは片思いになる。不幸な女の子である。

[紡を抱きかかえるちさき]

⑤謎の渦潮の正体は?眠り問題は解決した?
海神様の力と思われる謎の渦潮。神話の再現のようにも描かれており、もし神話通りなら眠り問題は解決されたのかもしれない。うろこ様は今回の現象を知っていたようだし、良い人なのか悪い人なのか読めない部分がある。
ある意味、光たちを焚きつけたのもうろこ様であり、うろこ様は今後も秘密を知る人物として重要な役割を演じるであろう。渦潮でまなか達がどうなったのかは次週以降明らかになる。

[海に現れた渦潮。海神様なのか?]

また、前回に引き続き、

⑥まなかは紡と光のどっちを選ぶの?
⑦紡はまなかに対し能動的に動くか?
⑧紡の家庭には何があった?
⑨まなかがウミウシに聞いたこととは?
⑩ちさきは要になんと答える?

などの伏線が残されている。

■おまけ

今週のベストショットは不幸のどん底をひた走る要君です。

[このまま暗黒面に落ちて、海神様の手下になるかもしれない……(真顔)]

[まあ、梅干入りのお茶でも一杯]

■ストーリー詳細

P 紡の船の上。紡はまなかに梅干入りのお茶を差し出す。
L 泣いていた理由を聞かれたまなかは、紡は太陽だからと答える。

P 夜中。光は、静かな海の中でまなかのこと、今までのことを思い出す。

L まなかの家へ向かった光は、偶然帰りがけのまなかと出会う。
L 光は、まなかに改めて告白する。
L? まなかは、言いたいことがあって、お船引きが終わったら言うねという。

P お船引き当日。まなかたちはそれぞれ家で色々あってお船引きに向かう。

L 道中、要はちさきに自分の告白のことについて聞く。
F ちさきは、考えているという。

P 神社の前の集合場所。海の4人がそろう。
P 4人は、うろこ様と灯に挨拶する。
L 灯は光を送り出す。

P 盛大になったお船引き。面々は準備をする。

L 美海があかりを「お母さん」と呼ぶ練習をしている。
L 美海は、着付けが整ったあかりに終わった後に言いたいことがあるという。
L あかりは、美海に分かったよと返事をする。

P 夕方。いよいよお船引きが始まる。
P 同時に、うろこ様が御霊火を消し冬眠の準備を始める。

P 陸と海の灯火に導かれ、船たちが海を進んでいく。
L お船引きに参加した面々が、それぞれ海神様に問題の解決を願う。

E その直後、突然海底から激しい渦潮が立ち上り、船たちを直撃する。
E あかりが船から投げ出され渦に飲まれる。
G それを追って、光とまなかが海に飛び込む。
E さらに、紡の船が大波で転覆する。

G 溺れた紡をちさきが助けに向かう。
P うろこ様は、現象に驚く灯を眠らせる。
G さらに要がちさきに手を貸し、紡を船に引き上げる。

E 海水の衝撃で建設中の橋の橋脚にひびが入る。

F 引き上げられた船で、要はちさきが紡を抱き寄せているのを目撃してしまう。
E 不運なことに、破壊された橋脚が倒れてきて船が旋回し、要が船外に放り出される。
E 要が海に落下し、そこに橋脚が直撃する。

G あかりを引き上げようとするまなか。しかし、中々持ち上がらない。
G まなかが、あかりの代わりに渦中に身を投じる。
F 駆けつけた光の目の前で、まなかは渦に飲まれる。

G 渦が治まり、あかりが水面に浮かび上がる。

(つづく)

次回に続く。

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