手が黄色くなる電子工作

ヤフオクでジャンクサーバを狙う話

2016/08/20 11:22 投稿

コメント:1

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さて、近頃ヤフオクでジャンクサーバを探してデスクトップPCとして使うのが趣味になっているのですが。最近(もし動くなら)コスパよさそうな機種として、Express5800/T110bのジャンクが目につきました。

これはちょっとだけ触ったことがあるので、気づいたことを何点か書いておきます。
※内容の正確さは一切保証しませんので、実際には各自の責任で判断してください。


必ずテクニカルガイド(スペック表)を見ておきしょう。
http://support.express.nec.co.jp/teci/tecbook-pdf/tb100118/tower/t110b-ss.html
あとユーザーズマニュアルも。
http://support.express.nec.co.jp/usersguide/UC100/T110b_a/T110b_a.php


まず重要な点

Xeon X3460搭載モデルにはホットスワップ対応2.5インチ(SAS/SATA)ベイが8本分ついているのですが、3.5インチHDDを付けられる場所が一つもありません。5インチベイに変換アダプタを噛ませるにしても5インチベイに何かを取り付けるには専用金具が必要で、ジャンク品にはそんなもん付属してこないのが普通と思っておいた方がよく、案外苦労するところといえます。
(G6950/X3430搭載モデルは普通に3.5インチHDDが載るようになっているはず)

上でも触れましたが、5インチベイになにか取りつけるためには専用金具が必要で、多分これまたヤフオク経由で調達せざるを得ないのではないかと思います。


もうひとつ特にXeon X3460搭載モデルの注意点ですが、冗長対応電源を搭載している場合、シャットダウン後も電源ファンだけは回り続けます。そもそもファン音を鬱陶しく思うほど繊細な人はジャンクサーバなんて買っちゃいけません。


パスワードなんてジャンパピンで消せるのですから心配いりません。


Windows server2008のライセンスステッカーが貼ってあるものに出会うことがありますが、そういえばインストールメディアはどうすりゃいいんでしょう。入手の当てがないと役に立たない気がします。


メモリについては、PentiumモデルはECC/Unbuffered、XeonモデルはECC/Registeredの装着を標準としています。PentiumでRegisteredとかXeonでUnbufferedという組み合わせは試していません。
(Xeon X3460モデルにECC/Unbufferdメモリを2GB×4枚積んだところ動きました。6枚だと問題出るかも)

カスタマイズ上のポイント

冗長対応電源は幅と高さがATX電源サイズ、奥行きがATX電源の2倍程度あります。
ただしこの寸法には固定用フランジを含まず、実際には幅も高さもフランジ分だけATX電源の枠からはみ出ます。
この電源を一般的なATXケースに移植しようと思ったらケースに電源固定用のネジ穴をあけなくてはいけません。
電気的には24pin+EPS12V×2という構成になっています。
(あと電源装置の状態をマザーボードに伝えるコネクタもありますが、使わなくても一応非冗長電源としては動くようです)


マザーボードのフォームファクタは普通にATXのようで、物理的形状に不審な点は感じられませんでした。CPUクーラーは簡易なプッシュピン仕様です。
使いこなしの上で必要となる細かい仕様を書いていきます。


まずオンボードSATAインタフェースがいろいろ特殊なので注意が必要です。

SATA1~6のうち5と6は標準的SATAコネクタですが、1~4は一つのSFF-8087コネクタに束ねられています。初めて見ると途方に暮れそうになりますが、SFF-8087(いわゆる内部用miniSASコネクタ)を4本のSATAに分岐する変換ケーブルが市販されていますので心配いりません。

ジャンパピンで[SATA RAID]または[IDE互換]を選択できますが、RAIDを無効にしてAHCIモードで使うという選択はできません。実際のところIDE互換でもほとんど遅くならないので気にしない方がよろしいです。


拡張スロットはPCI-E2.0x16、x8、x4、x1が装備されていて普通に便利な構成とはいえます。
(x16スロットとx8スロットの同時使用には制限があるので注意)
ただしGT110b類似の理由でグラフィックカードの相性が出る可能性はありますので、あまり冒険しない方がいいかもしれません。


フロントパネルコネクタには5個のLEDと3個のスイッチが割り当てられています。
もしケースを捨ててマザーボードだけ活かすような使い方をするなら、忘れずにLEDとスイッチのついたパネルを外して手元に残しておきましょう。あまり特殊な配線ではないので解析は難しくないとは思いますが一応。



上記機種以外としては

G6世代以降のML110って相変わらず人気ですよね。
所々変なところはあるし冷却ファンがうるさいのが欠点ですが、作りはカッチリしているしパソコンへの転用例も多く知識の蓄積がされているので安心できるのでしょう。

ML150G6は所有してますが、お堅い作りになっているせいか不安感がありません。
あれが安価なジャンクで出て来たらすっごく楽しいPCライフが待っていると思うのですが、現在出品されているものは若干高価な印象があります。
アレに2万円とか出すくらいだったら別のものを買った方が幸せになれそうな気もするのよね。


コメント

stm-ore (著者)
No.2 (2016/08/20 20:55)
(自分用覚え)
テスターでフロントパネルを当たってみたのでメモっておく。
正しいかどうかは確認してない。

01+POWER LED A
03 Pin Removed
05-POWER LED K

08 ALERT +AMBER A / -GREEN K
10 ALERT -AMBER K / +GREEN A

12+LAN1 LED A
14-LAN1 LED K

22+LAN2 LED A
24-LAN2 LED K

07-HDD1 GREEN K
09-HDD1 AMBER K
20+HDD1 COMMON A

+11-13 POWER SW

+15-17 RESET SW

+21-23 NMI SW
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