【ぶろまが】売れるものと面白いものは違うのか?(新書刊行計画)
 
こんばんわ、大井昌和です。
ブロマガの記事が久しぶりなのは、最近新連載の準備などでわたわたでして・・・。
タイトルや媒体は発表でき次第させていただきますが、それまで温かい目でお見守りください!
などとやっているとあっという間に3月も後半。来月はついに自分が寄稿させていただいたアニメ映画の批評本も出ますし、その際はメインの川上さんとも放送できるかもなのでお楽しみに!
その次の月には単行本がまた二冊ばかり出ますので、その単行本作業でやっぱり暇にはならない・・・。おかしい。
とは言いつつ、FF15の体験版はやったりしてます!
本編が大変期待できる出来で、ようやくFFが帰ってくるのか・・・という感想を抱いた次第です。キャラクターの言動には少し戸惑いは覚えますが。
あとカウンタースパイというインディーズ系のゲームも中々です!
小説は最近思うところあってSFを一休みしてドスト祭りを始めようかと思い(りーちゃんの影響ではないですが)「カラマーゾフ」が今半分くらいのところです。
漫画は「ラーメン食いてえ」が本当によくできていて感銘を受けました。食を題材ではなくテーマにしているという点で「SHIROBAKO」にも通じる物語回帰の動きが見え、大変な勇気をもらいました!
というわけで今回は一応連載企画『新書刊行計画』の続きです!
 
◼︎売れるものと面白ものは違うのか、これは制作側にとってはいつも頭を悩ませる問題だ。
そもそも作家は最初に面白もいものを描こうと思って漫画を描き始めるというのを編集者は頭に入れておくべきだろう。
もちろん、一山当てようと思って作家になるものも多いと思う。
とはいえ、つまらないものを書いて売れようと考える作家はいないはずなのだ。
つまり作家は、「おもしろもの=売れるもの」と考えて漫画を描く。
しかし残念ながら大変面白い作品でも売れない場合があるのは想像に難くないだろう。
なぜそのようなことが起きるのか。
これは「面白い」ことは前提であると考えるべきなのだ。
作品を世に出すにおいてそれが面白いのは当たり前で、その先に売れる売れないという問題が立ち上がるだけなのだ。
つまり、売れるものと面白いものは違わないが、面白くても売れないものがあるということだ。
では売れるとはどういうことだろうか?