アニメ(ーター)見本市「龍の歯医者」 (注:この文章は15日夜に製作されております(おこp))
はいこんばんは、大井昌和です。
オービタリアのペン入れが終わり立てほやほやです
前日は伊藤剛×加治屋健司「まんがを見る」刊行記念対談を拝聴しに行ったりしてました。
この対談はゲンロンカフェと言うところでおこなわれたもので、ちょいちょい足を運んでおったのですが、以前の事務所からはちょいと遠く、最近は忙しいのも相まっておもしろいイベントでも行けずじまいということが多々ありまして。
しかし新事務所からはかなり近くなった上に、美術史の研究者の方が語る漫画の話と言うことで、原稿をさておき行ってきた次第です。
このゲンロンカフェと言うのは、思想家の東浩紀さんが主催されている文字通り言論のカフェです。
しかしながら、いや当然漫画やカルチャーに関する知識人の対話も多く、ニコニコ動画でもチャンネル放送をしていますので、興味のある方は入会しても損は無いかな、と思います。
そんな肉体作業と脳作業をくぐり抜け、ようやく見たのが
ドワンゴ×カラー「アニメーター見本市」の第一回「龍の歯医者」です。
これはご存知の方も多いと思いますが、とりあえず解説すると。
ドワンゴ川上会長、カラー庵野監督による企画です。視聴率や円盤の売り上げを気にさせずにアニメーターに好きなものを作らせてみる、というアニメーター育成企画と言うようなものですね。
これの第一回が「龍の歯医者」です。
そして監督が実はアニメーターではなく舞城王太郎、小説家の舞城王太郎でした。
アニメーターのための企画で、その第一回が小説家が監督と言う不思議なスタートのアニメ企画ですが、視聴すると興味深い点が見えてくるものでした。
それは違うメディアの人間が携わることで見えてくるそのメディアの特性のようなものでした。
そこで今回のブロマガではこの「龍の歯医者」について語ってみようと思います。
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