漫画雑誌の未来予測
こんにちは、大井昌和です!
最近僕の記事の配信が減って大変申し訳ない。
この間の放送でもお話ししたとおりでして・・・いま実は来年出る予定のアニメ映画批評本に批評記事を載せていただけると言うことで文章は書きまくっています。
はじめて公の前に出す文章として手直ししつつ書いておる最中で、文字を書くのはこっちに集中しまっている状態です。
加えて、事務所の引越し手続き・・・読み切り・・・単行本作業。
とはいえ。
雑誌の方でも発表されましたとおり、『ちいちゃんのおしながき繁盛記』を掲載させていただいている「まんがくらぶオリジナル」が休刊されるそうです。
この事態を受けましてちょっとこれからの漫画雑誌について考えて行こうと思います。
ちなみに。
『ちいちゃんのおしながき繁盛記』は大丈夫です(なにがだ?・・・詳しいことは雑誌にお知らせがあると思います)
さて、漫画雑誌の休刊でなにが見えてくるのか?
漫画という表現の未来が危うい・・・とも言えます。
実は6、7年前くらいに一度雑誌の淘汰がありました。
これはマニア向け月刊誌と言われるようなオタク向けの雑誌の休刊ラッシュ。
僕のデビュー誌でもある電撃コミックガオ、やマガジンz、コミックボンボンなども休刊になりました。
その時に僕は「次は10年以内に中堅出版社の雑誌のいくつかが休刊になるだろう」と思いました。そして「その次の10年以内に大手雑誌のどれかが休刊し、その時に漫画家の淘汰が始まるだろう。それまでに売れなきゃ!」
つまり20年以内に売れておかねばまずい、と。
ここ1、2年、ついにその中間地点が来たと思います。
チャンピオンREDいちご、IKKI、くらおり・・・。
とにかくまあ予想通りだ、と。
ではこれからの10年はどうするか。
実は新人さんのチャンスとも言える時代になると思います。
少年ジャンプのpixivのようなシステムの導入。
これは今現在pixivにいる若い才能の引き込みや、持ち込みなどをせずとも投稿できることで雑誌が才能を逃さない、という現れです。
僕ら中堅はというと・・・まあ売れるまで頑張れ、というだけですね。世知辛い。
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