漫画を読むと、漫画を描く練習にもなります
こんにちは、大井昌和です。
腰から解放されたら風邪を引いて、単行本作業に追われながら原稿して、打ち合わせしてます。それでもいいことはありました。
例のラーメン屋さんが復活しました!きれいな内装に変わり、数ヶ月休んだおかげでラーメンを作るご夫妻の顔色もてかてか。これで自分の不名誉なファイアースターター的な呪いも消えてくれるでしょう。
そんな中、今やってる単行本の作業は、「おくさん」7巻の作業ですが、今さっき終えたところです。今回は、冒頭4pがカラーページになっておりますよ。来月にはもう発売です。その翌月には「オービタリア」3巻、毎月30p描いてると刊行ペースも早い早い。
今回も連続刊行なので、なにかしら連動企画があるようです。新しい担当のW氏も頑張っておりますのでどうぞよろしく。
さて今回は漫画の読み方(?)の話。
クエスチョンマークをつけているのは、相も変わらず、漫画家志望の方などに向けてなので、おすすめの読み方という訳ではないからです。
むしろこんな読み方はおススメしない・・・が、漫画を描くならばしたほうがいい、というお話です。
そこでまずはある漫画のシーンから入っていこうと思います。
羽海野チカ先生の名作「ハチミツとクローバー」。この作品の中でヒロインのはぐ、美大生で絵の天才、が動物園に行ってキリンを見るシーンがあります。
はぐの友達はキリンを「見て」次の場所に行こうとします。ところがはぐはずうっとキリンを見つめています。そしてある瞬間、満足そうに息を吐きます。
そこで友達は理解します。
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