大井昌和’sスタジオひまわりch ブログ

映画の手法は漫画には使えない10の理由と後、昨日の放送でいただいた質問、「キャラのライン(デフォルメ)について」

2014/04/03 19:54 投稿

  • タグ:
  • 大井昌和
  • 漫画
  • 言論
  • 描き方
  • ディフォルメ
  • 映画
 こんにちは、大井昌和です。


 あっという間に4月であります。一年の4分の1が既に終了したという悲しい現実。そんななか大井は新連載をはじめたり、ブロマガを頑張ろうとしておりますので、新年度もよろしくお願いいたします!


 この記事も毎回漫画に関連した技術論や批評などを語ってきたのですが、一応記事の内容が時勢に合うように考えて書いております。
 が、今日の記事は特に時勢とは関連がないように見えます。ですが、実は漫画について語るにおいて大前提の部分の一つになります。
 それは、漫画は映画とは違う、という字面では自明に見えることが世間ではそう思われていないという残念な事実があります。
 今日はそれについて、わかりやすく箇条書きであげておきます。
 あと、昨日の放送でいただいた質問「キャラのライン(デフォルメ)について」書いておきます






映画の手法は漫画には使えない10の理由



1・映画は秒間24フレーム(最近は30も)の絵を鑑賞するものだが、漫画は一コマを数秒間鑑賞する絵である。つまり、漫画の一コマを眺める間に、映画は100近い絵を眺めるのであって、絵に対する概念が全く違うので、絵に持たせる意味性が全く違う。



2・連載漫画のストーリーは終わらない。映画のストーリーは2時間で終わる。ゆえに、ストーリーの使い方が全く違う。

 

ここから先は有料になります

ニコニコポイントで購入する

チャンネルに入会して購読する

  • この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

流浪のマンガ家 大井昌和のコミックガタリー

流浪のマンガ家 大井昌和のコミックガタリー

月額
¥660  (税込)
このチャンネルの詳細