つば迫り合いの音がまぶしい人生:そんなことより海老炒飯

ただの転載 〜真実から逸らすための「陰謀論」というアメリカから輸入されたレッテル〜

2018/06/07 22:08 投稿

コメント:2

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世に陰謀論という言葉がある。
陰謀論とは、ごく一部の悪巧みをする人々によって世界が支配されているという考え方であり、陰謀説とも呼ばれる。陰謀論といっても様々な種類があるが、最も代表的なものは、ユダヤ、フリーメイソン、あるいはイルミナティなどの秘密結社によって世界が支配されている陰謀論である。そのなかにはロスチャイルド一族、ロックフェラー一族、モルガン家など、国際銀行家による世界支配論も含まれる。

まず陰謀論というものはそもそも何か?ということである。

 陰謀論という言葉は、日本では最近使われるようになった新しい言葉である。
その語源は、英語のコンスピラシー・セオリー(conpiracy theory)の直訳から来ている。ちなみに都市伝説という言葉も英語のアーバン・レジェンド(urban legend)の直訳。
陰謀論という概念そのものが、アメリカからの輸入されたものなので、その経緯を抜きにして本質を捉えることは出来ない。

国内の議論だけでは、浅く間違えた見方をしてしまう。そもそもの言葉の意味から入る。

 陰謀論とは、「ある犯罪や政治的な事柄の背景に何らかの隠された計画がある」という見方を表す本来は中立的な用語である
そこに怪しいとか、不確かだとか、当てにならないという意味は本来であれば、存在しない
 陰謀論と言う言葉が初めて西洋で用いられたのは今から100年ほど前で、当時は中立的な意味しかなかった。しかし、1960年代のアメリカでベトナム戦争やケネディ大統領暗殺などの政治的動乱が起きた時期に、この言葉に現在のような軽蔑的な意味が加わった。
これらの政治的動乱の背景に陰謀の存在を疑う国民が増え始めたことを恐れた政府が、陰謀論とは不確かで証拠がない、少数派の当てにならない思い込み、というネガティブな意味づけをしたのだ。そのために、大学の御用学者やマスコミ知識人と新聞・マスコミ各社が総動員された。その結果、「陰謀論=怪しい話」というイメージが欧米社会で定着した。それが、のちに日本にそのまま輸入されている。
日本の大半の専門家や評論家は「まともな学者なら、陰謀論を真面目に受け取ってはいけない」というアメリカの御用学者の教えをありがたく忠実に守っているにすぎない。

 その一方、英語には、コンスピラシー・セオリー(陰謀論)の他にコンスピラシズム(conpiracism)という言葉がある。これは、日本語に訳すと「陰謀学説」となる。
1980年代に陰謀学説という言葉を普及されたフランク・ミンツによれば、
「陰謀学説とは、金融崩壊やその他社会システムの腐敗の根源と責任は一部のエリート支配者層にあり、大衆が彼らを権力の座から引き摺り下ろすことで、
社会を健全なものに出来るという展望を与えるものである。この学説は、アメリカは元よりその他の国々においても、様々な政治的または社会的グループの活動に貢献するものであり、
これらの展望を与えることのない陰謀論とは、一線を画すものである」とある。
ミンツの定義に従えば、コンビニの本棚やテレビでたまに見かける「フリーメイソンの陰謀」などのように単なる暴露情報は「陰謀論」という言葉があてはまる。
一方その主張が、陰謀の暴露にとどまらず、人々の新しい社会への展望を与えるものならば、正しくは「陰謀学説」となる。

 国際銀行家の世界支配構造の暴露をする多くは、その暴露に留まらず人々の新しい社会への展望を与えるのが目的であり、戦争のない社会・より多くの人々が人間らしく暮らせる社会の展望という点で共通している。
しかし、マスコミ知識人や大半の学者は、陰謀学者の「暴露行為」に焦点を当てる。そして、陰謀論・トンデモ論のレッテルを貼り、蔑むことで社会における信用度を陥れるようにチカラを注ぐ。そこには、異なる意見にも耳を傾け、よりよい社会を実現しようという想いはない。あるのは、軽蔑や批判、否定・・論客を生業とする自己の保身のみである。

それは、欧米社会に発端がある。国際金融銀行家による世界支配の知識は、書籍やインターネットを通じて、主に1990年代、欧米から日本に紹介された。それと同時にその反陰謀論者の見解も入ってきた。陰謀学説は、反陰謀論とセットで輸入されたのだ。その結果、欧米社会で起きている陰謀論と反陰謀論者との論争が、そのまま日本にも持ち込まれてしまった。その論争ぶりといえば、どちらの論陣も欧米社会のコピーそのものである。この論争に出口はない。しかし、欧米人のマネをして、我々日本人同士が争う必要などあるのだろうか。

 欧米の銀行家が、軍需産業やマスコミ、またアメリカの中央銀行の株式を所有していることは事実であり、それを秘密結社や陰謀論という話にすり替えて、真偽を議論することは、どちらにも無益である。事実に基づいた情報から、戦争のない健全な社会を築くために議論し合い、協力することの方がはるかに大事ではないだろうか。協力できなければ、それぞれが自分の道を進めばよいだけである。邪魔し合う必要などまったくない。市民が二手三手に分裂して得をするの一体だれなのか、よく考えてみたい。

※世界の事象については様々なレベルや角度からの見方と解釈が可能である。たったひとつの見方と解釈が唯一の真理ということはない。ある見方や解釈が可能である。たったひとつの見方と解釈が唯一の真理ということはない。ある見方や解釈を「正統派・正しい・真実」と呼び、別のある見方や解釈を「異端・陰謀論・でたらめ」と呼ぶことはばかげている。どちらも等しく、無数にある見方や解釈の一つにすぎない。また、「疑似科学」という言葉も「スード・サイエンス」の直訳であり、既存の学派が異端派や小数派を攻撃するために英語圏から輸入した概念である。


コメント

россии и банка
No.1 (2018/08/04 14:44)
陰謀論で有名なのは小沢支持者だが、陰謀論はよく検証しないといけない。
安倍はダメだが、欧州賛美サヨクは欧州のやり方を真似すれば良いという安直な考えに陥っていると思います。
ロシアやイランを考えながら小沢一郎政権を作る気でないと意味を成しません。
群青は命を使い捨てる (著者)
No.2 (2018/10/04 01:11)
>>1
ご意見ありがとうございます。
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