来年1月に発表されるFIFAバロンドールの最終候補3名に選ばれたのは、リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウド、そしてネイマールだった。23歳の“ブラジルの至宝”は今、“メッシ超え”に最も近いところにいる。 [ワールドサッカーキング1月号掲載]
■「メッシ最強説」に異変…輝きを増すネイマール
“最強”の座に君臨するバルセロナで“最高”の称号を得ているのはリオネル・メッシ――。これはファンにとっての共通認識である。昨シーズン、クラブ史上2度目の3冠を達成したチームにおいても「MVPはメッシ」という声が大半を占めたし、公式戦で計122ゴールを挙げたメッシ、ルイス・スアレス、ネイマールのトリデンテの中で最も多くのスポットライトを浴びるのもこのアルゼンチン人FWだ。世界中のあらゆるサッカー雑誌で「バルサ特集」が組まれる時、表紙で最も大きく写真を使われるのは、チームで最も小さな背番号10である。
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