[浦和レッズマガジン10月号掲載]
■憧れはファンバステン
僕はチームスポーツが好きなんです。皆で何かを成し遂げる。仲間と結果を得る。それがサッカーの楽しさだと思っています。個人競技に比べると、サッカーはひとりの時間が少ない。それはピッチ上でもそうですし、日々の練習、遠征での移動などに関してでもそうです。その中で、例えば僕がゴールを決めた瞬間はすべての仲間と歓喜する感情になります。それが僕にとってのサッカーの魅力です。日々の生活の中で一体となった仲間とともに喜びを分かち合う。個人競技も選手、監督、コーチなどの集団で物事を成し遂げる形がありますが、それでもサッカーほどには集団が大きくない。それぞれの価値観があると思うのですが、僕はできるだけ多くの仲間と喜びを分かち合いたい。その中で、サッカーは僕にとって最適なスポーツなのです。
子どもの頃の僕が憧れていた選手はマルコ・ファンバステン(元オランダ
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