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xismo(キスモ)でキャラモデリングに挑戦してみた

2018/02/12 21:00 投稿

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というわけで無事、モデル公開となりました。


【配布動画】



【配布元サイト】
http://www.ambientworks.jp/


これまでフリーの3Dモデリングソフトウェア「xismo(キスモ)」を利用した、MMDキャラモデリング作成に関するあれこれを備忘録というかたちで掲載してきました。
今回の記事では、なんとかモデルの配布も開始できたということでモデル制作全般を振り返って感じた点などをちょっとまとめてみたいと思います。


■CGで遊んでる歴とか
過去のブロマガ記事でも書いてますが、うp主の場合、実は「CGで遊んでる歴」が意外(?)に長くて、古くはX68kの「DoGA CGA」、その後 Windowsにプラットフォームを移して「trueSpace(廉価版)」⇒「RayDreamStudio」⇒「Shade」といった具合に、そこそこのアプリ遍歴もあったりしますw
その割に、MMDをはじめるまでは作品としてかたちに残っているものがほとんど無い状態でした。

なによりもまずモデリングが出来ない。
毎回毎回モデリングで挫折するパターンを何度も繰り返してきました。
(この結果、モデリングに対する苦手意識が醸成されてしまう、、、)

転換点となったのがMMDで、こちらは配布されている素材をお借りすることで自分が苦手な部分をある程度カバーできるという大きなメリットが存在しました。
すなわちモデリングが出来なければ既存のモデルを、モーションが作れなければ配布モーションを、といった具合にありものの素材を組み合わせることでひとつの作品を仕上げる環境が手に入ったわけです。

【初のMMD-PV 「COLOR」】



一方で、ある程度動画の制作に慣れてくると既存モデルではどうしても賄えないキャラクターやアクセサリの類も出てきました。

これは、
お借りできる素材から作成できる動画の構成を考える
という発想から
表現したいシーンに必要な素材を揃える
という発想へ徐々に転換していったためです。

当然の如くモノを作るにあたっては後者の発想であるべきなのですが、スキルや経験も無い状態でハードルを上げても作品として完成しないのが目に見えているので(これまでモデリングで挫折してきた経験上w)、まずは何かしらかたちに出来ることを最優先した格好です。

ちょうど以下の動画に登場するラスボス的モンスター「ヒドラ」が既存モデルでは賄えないキャラクターに相当しました。

【ソーサリアンMMD版】



「ヒドラ」のモデリングには「メタセコイア」を使用しています。
実のところ、これまでうp主が使用してきたCGアプリはモデラー(アプリが実装するツールおよびモデリング手法)が特殊なものばかり(笑)で、「メタセコイア」がほぼ初といっていいほど一般的なポリゴンモデリングのツールとなりました。

モデリングの苦手意識はそのあたりも関係していたのか微妙ではありますが、「メタセコイア」における「ヒドラ」の制作はなんとかうまくいき、結果として動画用の素材を自前でモデリングするという方向性も開拓できた状態となります。

以降、以下の動画におけるメリーゴーラウンドやスロットマシンなど、必要があればモデリング作業も行っています。

【オリジナル曲「query」PV】




■初音ミクモデルについて
主に「初音ミク」を使用した楽曲の制作を行っているうp主の場合、必然的にミクモデルが必要となるのですが、数多あるモデルの中から「初音ミクXS」をお借りすることにしました。

推しモデルとなった要因としては、モデル自体の可愛さはもちろん、特に「色味のバランス」が大きいように思います。
このあたり全く意識していなかったのですが、後々メインで使用するMMEであるところの「8bitPC」の見栄えにも影響する部分でもあったので、今にして思うと「えっちゃん」で良かった的な・・・w

今回、自作モデルを制作にするにあたってもキャラクターのサイズ感から実装している表情モーフに至るまで「初音ミクXS」をリファレンスとして参考にさせていただきました。
また後述する通りモデルのみならずモデリングに使用したツールまでも一種の系譜めいたものを感じておりますw
配布用の動画においてもそのあたりをリスペクトした感じでまとめてみました。


■xismoとキャラモデリング
前述の通り、モデリングについては「メタセコイア」を利用することである程度のものは作れるようになったわけですが、それでも人物の作成は難しいように思われました。
個人的にいちばん大きいと感じていた問題は、モデリングからPMXの作成までをひとつのツールで完結できない点でした。

ボーンやウェイトの工程からモデリング・マッピングの工程に手戻りするようなケースは容易に想像できたため、モデリングからPMX作成までを同じツールで作業できないと自分の場合は相当難易度が高いように感じられたからです。

そんな折、お借りしているミクモデルの制作者である mqdlさん が新しいモデリングツールを作成していることを知りました。
ツイートで紹介される機能は「メタセコイア」を使用していて地味に不便だと思われたところ(UVやナイフツールなど)が便利になっていたり、なんとモデリングからPMXの作成までをこれひとつで賄える素晴らしいものでした。

なんとなくこのツール=xismo を使用すればMMDキャラクターの作成が行えるのではないかと思い立ち、モデル制作を開始、なんとか配布までたどり着いたところです。
xismoを使用したキャラモデリングに関するテキストは冒頭に記載した通り以下の連載というかたちで投稿してきました。

xismo(キスモ)でキャラモデリングに挑戦してみる vol.1
xismo(キスモ)でキャラモデリングに挑戦してみる vol.2
xismo(キスモ)でキャラモデリングに挑戦してみる vol.3
xismo(キスモ)でキャラモデリングに挑戦してみる vol.4
xismo(キスモ)でキャラモデリングに挑戦してみる vol.5
xismo(キスモ)でキャラモデリングに挑戦してみる vol.6

xismo(キスモ)でキャラモデリングに挑戦してみる vol.7


モデリング開始から完成までの期間は約3か月ほど。(週末や平日の夜などに作業)
実のところ大きな時間を割いたのはウェイト塗りやそれにともなうモデリングまでの手戻りだったようにも思います。

反面、モデリング自体に関しては当初考えていたよりも割とスムーズに進行した印象です。
要因としては以下の点が挙げられると思います。

1.ツール自体の使いやすさ
モデリングにおいては頂点の選択と移動が作業のほとんどを占めるため、xismoが実装している頂点(および辺や面)の選択方式の使いやすさが大きく影響していたと感じています。
また、曲面化モディファイアを使用することでモデリング自体は少ない頂点で作業を進められたのも非常に便利でした。
(編集する頂点が少なければ修正や調整も楽であるため)


2.講座動画とセットアップサンプルデータ
ツールの機能に加え、制作者である mqdlさんがつべに投稿されている講座動画も大変参考になりました。
特に実際の顔モデリング作業の流れが動画で確認できた点が個人的には大きかったです。
さらにセットアップサンプルデータを確認することで実際のポリ割や材質、ウェイトの割り振り等、動画だけではわからない部分も解析できたためモデル作成に役立ちました。


3.これまで蓄積してきたこと
なんとなく実感としてあるのは、
「MMDでポーズやモーションの作業を行ってきたことが空間把握の訓練になっていたのではないか?」
という点です。
今回、モデリングの作業を進めるうえで「思った以上にかたちが作れてしまった」ケースが頻繁にありました。
これまでの動画作成作業において様々な角度からモーション等の確認を行っていたことが、実は空間や形状把握の訓練にもなっていたのではないか、と感じています。
ですので、モデリングがうまく進まない場合は、既存モデルに対しMMDでポーズやモーションをつけて遊ぶのもアリかなぁなんて思っています。


今後の課題としてはやはりウェイト絡みの部分かと思っています。
今回の配布モデルにおいても肩と足の付け根については破綻が目立ちますし・・・
あとは、使い方や作り方を忘れない程度に細々としたモデリングの作業も続ける予定です。


つーわけで、また次の動画でお会いしましょう~


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