3月が終わりに近づいてきており、もう2021年の1/4が終了しようとしているのに、衝撃的な感覚である、キュレーターです。先日、座談会の収録をさせて頂き、その模様が間もなく記事として投稿されようとしているのですが、今回も熱量が凄い。本当に。まずは、それはお伝えさせて頂きます。当初の予定よりかなりオーバーして90分超の収録を行わせて頂きました。是非記事が投稿された際は、読んで頂けると幸いです。ただし、前回同様、基本文章のみですので、文字数が非常に多い事はご了承下さい。また、今回の#29では猫月さんのコラムの2回目の投稿が始まります。と同時に、お知らせもありますので、是非最後まで見て頂けると幸いです。

　では、今回もおすすめしたい最新楽曲をピックアップしてみました。これはと思った楽曲らには、是非マイリス登録＆いいねをお願いします。

　まずは、数多く曲数がupされる中で、新作をピックアップしてお届けします。

※カイトのバラードが素晴らしい。春に聴きたくなる。ぐっとくるものがありました。

※冒頭のピアノの音色から、ミクの調声も心地よく素晴らしいです。

※音街ウナソングと言われて一瞬！？となった楽曲。明るく、アップテンポであり、歌詞と曲調がとにかく良いです。

※鏡音リン・レンソング。独特なリズムで楽曲が始まると、サビ以降の盛り上が方が凄いです。間奏中のピアノ、ギター等楽器の音色もいいです。

※冒頭からめざまし時計のなる音から始まり、その後さわやかな楽曲へと展開していくのが素敵です。アニメーションにも是非ご注目下さい。

※王道のミクソング。前向きにさせてくれる、元気をくれる。ピアノの音色も素敵な楽曲です。是非PVと共に楽曲をお聞きください。

※YOASOBIインスパイア―曲。原曲と比べて聞いてみてください。

※ミクとレンが奏でる楽曲。サビでの2人の声にうっとりしつつ、何よりもかっこいい二人の歌声、ハモリにご注目下さい。

※歌詞、曲調共にpopでアップテンポな楽曲になっています。

如何だったでしょうか。是非マイリス登録＆いいねを通じて応援をして頂けると幸いです。

　初投稿から5作目までの投稿を対象に、主にルーキーの投稿をご紹介していく、発掘!新人ボカロＰのコーナーになります。今回も厳選して、ご紹介させて頂きます。

まず始めにご紹介するのは、かいさんの「成人一歳」です。今回が5作目の投稿楽曲。アップテンポ、疾走感がある感じでありながら、囁くように歌唱するミクの歌声に「いい！」となりました。勿論、歌詞に関しても、ぐっとくるものがありました。今後投稿される楽曲にも是非ご注目下さい。

次にご紹介するのは、涼井ユメジさんの「空想少女哲学論考」です。今回、初投稿楽曲。何よりも、楽曲全体でいうと、the ROCK。バックで奏でられる楽器の音色がインパクトが強い。それに歌詞と曲の世界観がマッチしているので、非常に独特な世界観を感じさせてくれるなぁと思いました。今回が初投稿。今後投稿される楽曲に是非ご注目下さい。

次にご紹介するのは、イルマさんの「KS喰らえ少年」です。今回が3曲目の楽曲投稿。一言、癖になる。何度も聞きたくなってしまう。「うーえっあっうーえっあっ」「おーおー」繰り返し言葉を要所要所に織り交ぜ、脳内フレーズがループして、気になってしまう楽曲です。まずは、聞いてみてください。自然と「うーえっあっうーえっあっ」って口ずさんでいると思います。今後投稿される楽曲にもご注目下さい。

次にご紹介するのは、eiAiさんの「アイデンティティワンダーランド 」です。今回初投稿楽曲。冒頭、あれ？これはJAZZソングなのか？と思わせる感じになったものの、そんなことはなく、ピアノの音色、クラップ音と共に歌詞が織りなす独特な世界観。なんとも言い表せない、不思議な楽曲が癖になりました。今回が初投稿作品ですので、是非今後投稿される楽曲にご注目下さい。

次にご紹介するのは、仮面の第六楽章さんの「プリミティヴ→パラドックス」です。今回が初投稿作品。独特な世界観に圧倒されるのと同時に、PVの映像の作り方が独特でこれも世界観を引き立てているなぁと感じました。調声も独特なのも印象的でした。今後投稿される楽曲に是非ご注目下さい。

次にご紹介するのは、苑楽あそびさんの「ビターエンド」です。今回が4作目の投稿楽曲。19歳のボカロPが織りなす楽曲。ピアノの音色と歌詞にぐっとくる所があります。何よりも、切ない楽曲でありながら、v_flowerの楽曲として世界観がぐっと完成されたような感覚にしてくれる1曲だと思います。今後投稿される楽曲に、是非ご注目下さい。

次にご紹介するのは、Kumaさんの「花道」です。今回が2作目の楽曲。16歳ボカロPの楽曲です。今回の投稿楽曲は、まさに今の時期に最適な卒業ソング。この季節にぴったりなスローバラードになっています。5分という、近年のボカロ曲としては長い楽曲となりますが、いつか、合唱曲として、この曲が選ばれるといいなぁと感じました。今後投稿される楽曲に是非ご注目下さい。

最後にご紹介するのは、黄昏Pさんの「狂犬」です。今回が4作目の投稿楽曲。イントロの流れから、スローテンポであったので、一瞬和風バラードかと思いきや、サビに一気にアップテンポになり、ロック調に変化するのに、びっくりしました。陰と陽というべきか、1曲でのギャップが激しいなぁと感じました。今後投稿される楽曲に是非ご注目下さい。

　如何だったでしょうか。飛躍、活躍が期待できる新人Pらをご紹介させて頂きました。もし知らない曲があった場合、楽曲に触れて頂き、新たに出てくる、新しいPの楽曲をいち早くチェックして、クリエイターを応援して頂けると幸いです。今回ご紹介している発掘Pは一例に過ぎません。これ以外にも素敵な楽曲が多岐に渡ってupされていますので、是非今回ご紹介した曲、ご紹介できなかった他のボカロ曲にもご注目下さい。

このコラムでは「リミックス楽曲」「アレンジ楽曲」「カバー楽曲」にフォーカスを当ててピックアップしていきます。楽曲セレクトは前回同様、Agent No.28 猫月遥歩（ねこづきあゆむ）です。宜しくお願い致します。

今回は１月下旬～３月上旬までに投稿された楽曲から、５曲セレクトさせていただきました。ぜひ聴いてみてくださいね！

※ぼわ～んというサウンドにレンリの透き通った歌声が響き、心地良いアレンジに。聴き入ること間違いなしです。

※A.I.VOICE 琴葉姉妹の新ボイス「蕾」を最大限活用したカバーアレンジ。特徴的な蕾の声が曲ととてもマッチしています。かわいい。

※『KAITOお誕生会2021』に合わせて投稿された作品。V1とV3のダブルボイスで色気マシマシです。

※新発売のCeVIO AIも含めた全7音源全てを使いきりたんに歌ってもらった楽曲。同じ東北きりたんでもそれぞれに声の個性があり、とても良いカバーとなっています。

※出だしから鳥肌モノです。世間ではCeVIO AIが話題ですが、普通のCeVIOのささらでもここまでできるとは…。本当に調声凄いです。

いかがでしたでしょうか。普段、ボカロオリジナル曲しか聞かないという方も、このコラムきっかけにカバーやアレンジ、リミックス等も聴いていただけると嬉しいです。

　さて、このコラムですが、枠数が５曲～７曲と紹介できる楽曲にかなり制限がありました。特にカバー楽曲は、新しいソフトの発売やキャラクターの誕生祭、ユーザー企画などでさらに盛り上がりつつあります。できるだけたくさん動画・作品をご紹介したいという気持ちもありまして、来月４月号より『The VOCALOID Times（RC）』として独立させていただくことになりました！来月からは、よりたくさんの楽曲をご紹介できればと思っています。また、CeVIO AIやSynthesizer Vといった新しいソフトやキャラクターの誕生祭、特定の投稿者、ユーザー企画といったものをピックアップする”特集”なども用意する予定です。

　コラムの枠から外れ独立し、記事タイトルも変わりますが、変わらず「リミックス楽曲」「アレンジ楽曲」「カバー楽曲」にフォーカスを当ててご紹介していきます。来月からもどうぞ宜しくお願い致します。

当コラムですが、読んで頂いた通り、4月以降、コラムというよりは、独立して１つの読み物として記事を制作してもいいのではという、私の中での判断というより、猫月さんの熱意に、やろうという後押しをさせて頂きました。来月以降は（RC）【リミックス/カバー】の頭文字を取って（RC）とさせて頂きました。なんだか（）を付けるとニコニコらしいなぁという発想から、企画を立ち上げさせて頂きました。私は、冒頭と巻末に編集後記という形で毎回少しだけ書かせて頂きます。発行時期は、月末に1回の発行とさせて頂く予定ですので、掲載時は是非宜しくお願いします。