#CROSSOVER 1月号　2021年1月30日発行 　発行者  エージェントNo.118

　2021年に入り、ボカロタイムズとしては、新しい試みにチャレンジしていこうという想いから、今回の内容を創刊しました。CROSSOVERという言葉には、様々な言葉の意味合いを持ちます。今回、創刊するこの場での意味合いでは形容詞での意味を使用します。『交差する』『垣根を超えた』『異分野に進出した』という意味になります。

つまり、ボカロタイムズでは取り上げられない、ボカロ曲を歌っている歌い手さんにフォーカスを当てます。ボカロという楽曲の垣根を超え、ボカロ好きも歌い手好きも交差するような。一つのムーブメントを作っていけるような情報の場として、この場があるといいな。そうした想いがあり、タイトルをこのように表記させて頂きました。ボカロの曲を歌っている歌い手の中には、凄い方々がいるんだ。光る原石を発掘していこう。タイムズで培った想いを歌い手にも光を当て、ご紹介していこうというのが、今回の創刊のきっかけとなります。基本毎月月末に発行をしていき、毎月様々な歌い手さんがいる中で、タイムズとしておすすめな歌い手さんをピックアップしてご紹介していこうと思います。いつものタイムズとは異なる構成とはなっていますが、是非最後まで読んで頂き、気になる歌い手さんがいれば、タイムズでも毎回記載していますが、是非マイリスト登録＆いいねをお願いします。　

ここでは、過去Timesでご紹介してきたボカロ曲を唄ってみた歌い手さんを、原曲と合わせてご紹介させて頂きます。

※ボカコレ最中に投稿された楽曲の中から歌ってみた投稿をupされていたので、プッシュします。歌い方ひとつでここまで変わるのかと痛感しました。超かっこいいです。

※歌い手さんは昔、ヴィジュアル系ヴォーカルをやっていたそうです。声量には、聞いて納得な感じになりました。また、こと細かい所まで歌い方を工夫されているのが印象的でした。感情がこもっているなぁというのが歌い方から感じたのでチョイスをさせて頂きました。

※#13にてご紹介させて頂いた、発掘Pの楽曲。実は初音ミクの楽曲のご紹介をした動画の前に既に歌い手で有名な相沢さんを招いて、楽曲をupされていました。大手ストリーミングサービスでは既に、評判が高かった楽曲。最近ニコニコで投稿されましたが、まだまだ知られていないのが現状です。ニコニコの良い所は、原曲と合わせて聴くことが出来る。歌い手の世界、そして、ボカロの世界。両者の世界を是非味わって下さい。

※普段、曲のMIX等行っている空ぼとるさん。MIX以外にご自身が歌ってみたとして、ボカロ曲を投稿されている事があります。今回、その中から、タイムズでご紹介したディセンプションの歌ってみた動画をご紹介します。ディセンプションの高いキーがしっかりマッチしており、最初聞いた際、凄い。という言葉しか出ませんでした。是非聞いてみてください。

如何だったでしょうか。タイムズでご紹介させて頂いた楽曲に対して、歌ってみた動画をあげている方々をピックアップさせて頂きました。クロスオーバーという意味合いとしても、何だか聞いていて勝手に感慨深い想いになってしまった私がいますが、今後もタイムズでご紹介した楽曲を歌っている歌い手さんの中からピックアップしてご紹介をさせて頂きます。

ここからは、タイムズではご紹介していたい楽曲の中から、この歌い手さんは凄いぞ。是非ご紹介をしたいという思いのある皆さんを厳選してピックアップしてご紹介させて頂きます。タイムズでご紹介していない楽曲の数々。タイムズの派生ということもあるので、原曲もしっかりと掲載をさせて頂きます。

※2020年9月初投稿。主にボカロオリジナル曲を歌っている投稿者であり、さわやかさと勢いのある高音が特徴です。原曲キーより高く設定された歌唱力の凄さに衝撃を受けました。是非多くの皆さんに知ってほしい歌い手さんです。

※2012年初投稿。2020年12月31日は0時から24時までの毎時投稿に挑戦していました。歌う楽曲はガチからおふざけまで幅広く、低音から超高音まで声色を変え一人二役で歌っていたりもします。今回の裏表ラバーズの歌声は、初音ミクそのものを思わせる歌い方が魅力的でした。今後の活躍を是非チェックしてみて下さい。

※2019年初投稿。ノスタルジックな気持ちになる曲や優しい曲の歌ってみたを中心に投稿しています。原曲の雰囲気も相まって「みんなのうた」のような雰囲気が感じられます。温かみのある感じの歌い方に魅了されること間違い無しです。今回紹介した歌ってみた以外の曲も是非チェックして見て下さい。

※2018年11月初投稿。現在中学3年生。気だるいような歌い方が作品と合って、特にさび部分の歌い方が非常に良いです。歌ってみたは、ボカロPと異なり、歌ってみたは、若い、中学生でもupされる動画には印象深い、引き付けられる動画も多いで、今後投稿される動画にも注目してみてください。

※2019年12月初投稿。歌詞に言葉遊びの多い、ちょっとダークな雰囲気の作品を低音で歌う高校生です。低音だが結構　高音もだせるという一面も持っています。

※2020年5月初投稿。ボカロオリジナル曲だけではなくニコニコインディーズやメジャーどころなど様々な楽曲を歌い上　げる。幅広く歌ってみたを投稿しているのも凄いのですが、重い曲も速い曲も軽やかに歌っている所も魅力の一つ となっています。

※2017年5月初投稿。歌う曲の雰囲気に合った歌い方をする方であり、他に超高音一人二役で歌った楽曲もあります。是非、他にも投稿されている歌ってみた動画を見て、チェックしてみて下さい。

※2020年9月初投稿。現役女子中学生です。純粋に歌がうまいです。まずは、聞いてみてください。早口・言葉遊びの ような曲も歌っているのですが、歌のうまさがよくわかるのはこの作品だと思います。気になる方は他の歌ってみた　動画をチェックしてみて下さい。

※2014年1月28日初投稿。気分次第で作詞、作曲等を行っている方でもあります。現在最新動画を含めて、30曲ほど投稿されています。その中で、ここ最近、話題となり、盛り上がった歌ってみたをチョイスさせて頂きました。是非今回ご紹介した動画以外の動画にもご注目下さい。

※2018年8月25日初投稿。以後、最新動画まで全58本、投稿しています。その中から、最新の動画のご紹介をさせて頂 きます。非常に透き通った声が特徴的であり、高音の歌い方が絶妙。今回の動画を気に入った際は、是非他の投稿も　見てみてください。

※2014年1月3日初投稿。以降、36件ほど最新動画まで投稿されています。今回はその中から、最新投稿動画をご紹介し　ます。とにかく声量が圧巻。まるで米津さん？と思わせるような歌い方の印象を最初聴いたとき感じました。この曲　以外にも様々な楽曲がupされています。中には再生数20万以上の動画もあるので、是非チェックしてみて下さい。

如何だったでしょうか。タイムズとしては、原曲と合わせて、歌ってみた投稿をしている、投稿者の皆さんの動画をみてもらいたいという想いから、原曲の詳細も合わせて、しっかりと記載をさせて頂きました。もし、原曲も聞いたことがない曲があった際は、そちらもチェックして頂き、歌い手さんへの応援、今後投稿される動画等チェックして見て下さい。

創刊となったCROSSOVER。如何だったでしょうか？今回、クロスオーバーということで、ボカロの親と子という関係において、一つの大きなコミュニティーとして長年培ってきている、歌い手さん。ボカロ曲にフォーカスを当てて、ご紹介をさせて頂きました。普段のタイムズでは、新人Pのご紹介がメインとなっており、今回のように、ボカロで歌ってみた動画をupされているコミュニティーというのをご紹介したいとは思っていたのですが、ご承知の通り、ボカロ曲の新譜があがるスピードは非常に早いため、上記のようなご紹介をするのが厳しい状況です。そこで、今回、歌い手さんにフォーカスを当てて、投稿クリエイターを少しでもプッシュできるようなご紹介を出来ればという想いから創刊させて頂きました。このクロスオーバーに関しては毎週投稿という形ではなく、月一発行として継続的に発行できればと思っています。勿論、もう少し投稿者を多くご紹介させて頂きたいという想いが出た場合は、増刊号という形で、掲載をさせて頂こうと思います。その際は、是非宜しくお願いします。

　私自身、実はこのクロスオーバーの発行には迷いがありました。まとめ動画等、様々ある中で、この歌い手にフォーカスを当てて制作するのはどうなのか。という気持ちも今もなお、あります。出していいものなのだろうか。不安は今でもあります。その中で、色々とupされている動画をチェックしていると、再生数が少ないが、これはすごいぞ。という動画に出逢う機会が多かったです。この想いというのは、普段のタイムズでも同じ気持ちだなと。再生数が少なくても、才能あふれる原石が溢れている。ランキングでは語れない動画は数多くある。すこしでも光が当たらない方々にスポットライトを当てられるように、クリエイター支援をしていきたい。このタイムズの想いは、歌い手さんにも通じるなと感じました。その想いが強くなった時、発行しようと決断をしました。何か、この想いに対してご賛同頂けなく、不快な想いをされた方がいたら、大変申し訳ございません。今回の発行への想いの原点はタイムズ発行時と重なる部分があるなとおもったのでやろうとなりました。

　最後に、今回の創刊には、SmileSメンバーの力がなければ、作成することが出来ませんでした。改めて、御礼申し上げます。本当にありがとうございます。これからも、クロスオーバーに関しては、エージェントの皆さんのご協力を頂きながら制作をしていこうと考えています。引き続き、ボカロタイムズと合わせて、読んで頂けると幸いです。それでは、次回ボカロタイムズCROSSOVER　2月号でお逢いしましょう。

提供：2021年1月30日　キュレーター＆執筆者　エージェントNO.118