The VOCALOID Times 号外

号外　2020年12月6日発行 　発行者  エージェントNo.118

【１】はじめに

　お疲れ様です。いよいよ、ボーカロイドのお祭り。ボカコレが控えています。スポンサー様のご協力の元、様々なクリエイター支援の為のランキングや企画。対談、特別なLIVEといった内容が3日間にわたって、取り行われます。今回、当ボカロタイムズとしては、その中で、キュレーターとして細やかながら書かせて頂いている視点からのボカコレ注目ポイント。そして、今回は、ボカロタイムズとしては、新譜を掲載するのではなく、あえて旧作。ボカコレにご出演される有名クリエイターのニコニコ動画への初投稿作品がどんな物なのかを、改めて振り返り、新たな発見を見つけてみようという内容です。その為、今回は定例号ではなく、号外という扱いで掲載をさせて頂いています。当ボカロタイムズはキュレーターである私の中でのポイントを前半掲載するので、他にも様々な楽しみ方があります。ボカロタイムズを掲載していくに当たって、キュレーター視点からのちょっとした、違った楽しみ方をご提供してみようという物になりますので、そんな注目ポイントがあるかぁーという感じで前半は読み進んで頂けると幸いです。後半の内容は、有名Pの始めて投稿した作品を振り返る特集になるので、知らない曲があった際は是非、改めて聴いてみるのは如何でしょうか。

【２】特集①　ボカコレ　キュレーター的楽しみ方紹介

　まずは、ボカコレ開催期間中、大変書いていて恐縮なのですが、キュレーターである私のボカコレ期間中の楽しみ方を１つ。ご紹介させて頂きます。多岐に渡る企画が期間中に行われていきますが、中でも私は「ランキング」に注目していきます。ランキングの中でも「ボカコレルーキーランキング」に注目です。

　ランキングは、様々なカテゴリー別に期間中構成されますが、中でも何故、「ボカコレルーキーランキング」に注目しているのか。それは、何よりも、未来の輝く原石ともいえる、ボカロPに、脚光が浴びる瞬間がやってくる。日々更新のランキングとは違い、ルーキーという、限られた枠の中で飛躍する原石を直接発見でき、応援し、クリエイターの次回作が楽しみになる。そんな、これからのNEXTブレイクを発見するきっかけとなるランキングが「ボカコレルーキーランキング」であると、私は思っています。そもそも、このボカロタイムズを制作するきっかけとなったのは、毎日日々upされる作品らに脚光があびることがなく、せっかく凄い作品であるというのに、盛り上がりがなく、投稿した作品が広まらないのがもったいない。もっと、作品の素晴らしさを色んな人に見てもらい、聴いてもらいたい。数多くの作品の中から毎日ボカロの曲を見ているからこそ、これはという曲を紹介する。その紹介する場があることで、少しでもクリエイターの皆さんの楽曲制作の更なる飛躍の後押しをしていきたい。そうしたさまざまな想いが重なり、ボカロタイムズを制作してきました。（#1-#6まで全60曲紹介）そんな、新しいクリエイターに対してスポットライトが向けられる瞬間がやってくる絶好のチャンス。そんな場所が「ボカロルーキーランキング」です。私自身、どんな楽曲が聴けるのか。非常に楽しみですし、ランキングに掲載される曲、そうでない曲。出来る限り、聴けるだけ聴いてチェックをしていこうと思っています。ランキングに入れなかった楽曲も中にはあるかもしれません。そんな時に、私自身発見した曲があった際、ボカロタイムズでご紹介をさせて頂くことがあるかもしれませんので、その際は是非宜しくお願いします。

　もう一つ、ボカコレルーキーランキングと合わせて、注目すべきは、『クリエイター応援大作戦』です。

　何がすごいのかといえば、直接クリエイターの支援を行いたいという方の為に、ニコニ広告を使って支援をする事が可能になり、ボカコレ期間中にニコニ広告を行った作品に対して、経費を差し引いた金額が直接クリエイター奨励プログラム（以降クリ奨）として還元されるという内容です。このクリエイター再生数が少ないけど、物凄く支援したい。この曲好きだけど、どうすればもっと盛り上げられるか等。クリエイターへ直接的に支援が可能になるという内容になっています。この対象はボカロの楽曲以外に、踊ってみた、演奏してみた、歌ってみたといったジャンルも対象となっているので、気になる作品を直接支援する絶好のチャンスですので、この機会に是非、広告支援を行ってみては如何でしょうか。

　長々と書かせて頂きましたが、キュレーター的視点からのボカコレの楽しみ方というのを支援方法と合わせ、１つご紹介させて頂きました。ボカロタイムズの目的である、クリエイター支援のきっかけ作りとしては、非常に大きなイベントとなります。私自身、楽しみですし、チェックするのには、膨大な時間をようする位、新曲が有名P始め、投稿されます。この他にも、夢のようなLIVE,クリエイター対談、ボカロクルーズ等。ボカロに関するありとあらゆる楽しみがぎゅっと集まった3日間です。まずは、楽しんで頂き、キュレーター的な視点の楽しみ方も合わせて、期間中は皆さんと、聴いて感じる3日間を過ごせればなぁーと思います。もっと詳しい企画等詳細は、公式HPに掲載されていますので、是非チェックしてみてください。

公式HP：https://vocaloid-collection.jp

【３】特集②　ボカコレ出演クリエイター　発掘！初投稿作品

　ボカコレ開催期間中は、様々なクリエイターの方々が登場し、トークにLIVEに様々なボカロのお祭りを盛り上げていきます。そこで、今回毎回新しい楽曲をご紹介しているボカロタイムズとは、ちょっと方向性を代え、ボカコレに関わっている有名クリエイターの初投稿作品を改めて見てみよう。という特集を立てさせて頂きました。クリエイターがニコニコに始めて投稿した楽曲の数々を改めて聴いて頂き、ボカコレ開催中に新譜がupされれば、是非聴いて頂きたいですし、そうでなくても、改めて初投稿作品を聴いて、今現在、upされている楽曲との違いを見つけてみては如何でしょうか。

#1　アンドロメダアンドロメダ / 初音ミク （#sm26610255）2015年7月1日投稿

歌：初音ミク
Twitter : https://twitter.com/NayutalieN

まずは、ナユタン星人さんの初投稿作品「アンドロメダアンドロメダ」です。今から5年前の投稿が初投稿で、現在までに18作品、ニコニコへ投稿されています。以降、様々な配信媒体等通じて、クリエイター活動を現在もされています。

#2　WhiteNoise / 初音ミク （#sm22831683）2014年2月7日投稿

Music,Movie : はるまきごはん @harumaki_gohan

次は、はるまきごはんさんの初投稿作品「WhiteNoise」です。今から6年前の投稿が初投稿で、現在までに34作品、ニコニコへ投稿されています。以降、様々な配信媒体等通じて、クリエイター活動を現在もされています。

#3　ハナウタ / 初音ミク （#sm6236018）2009年2月23日投稿

Twitter : https://twitter.com/pinocchiop

次は、ピノキオピーさんの初投稿作品「ハナウタ」です。今から11年前の投稿が初投稿で、現在までに唄ってみた等様々な投稿動画合わせ132作品、ニコニコへ投稿されています。以降、様々な配信媒体等通じて、クリエイター活動を現在もされています。

#4　【初音ミク】エレクトリック・ラブ【オリジナル】 （#sm9097377）2009年12月15日投稿

Music : 八王子P　 @8_Prince
Illust : 有坂あこ 　@stem04

次は、八王子Pさんの初投稿作品「エレクトリック・ラブ」です。今から11年前の投稿が初投稿で、現在までに様々な投稿含め計61作品、ニコニコへ投稿されています。以降、様々な配信媒体等通じて、クリエイター活動を現在もされています。

#5　DECO*27 - 僕みたいな君　君みたいな僕 feat. 初音ミク （#nm4862028）2008年10月8日投稿

Twitter : http://twitter.com/deco27

次は、DECO*27さんの初投稿作品「僕みたいな君　君みたいな僕 feat. 初音ミク 」です。今から12年前の投稿が初投稿で、現在までに63作品、ニコニコへ投稿されています。以降、様々な配信媒体等通じて、クリエイター活動を現在もされています。

#6　初音ミク　が　「Gravity /坂本真綾 」を歌ってくれたよ （#sm1405937）2007年10月30日投稿

歌：初音ミク
Twitter :ryoさん (@ryo_spcl) / Twitter

最後は、supercellのryoさんの初投稿作品「初音ミクが「Gravity /坂本真綾 」を歌ってくれたよ」です。今から13年前の投稿が初投稿で、現在までに15作品、ニコニコへ投稿されています。以降、様々な配信媒体等通じて、クリエイター活動を現在もされています。

如何だったでしょうか。今から〇年前の有名クリエイターによる初投稿動画をご紹介させて頂きました。聴いたことのない曲ももしかするとあるかもしれません。ボカコレ前に各クリエイターの作品を改めて聴いてみるのも如何でしょうか。

【４】最後に

　ボカロタイムズ号外。如何だったでしょうか？今回はボカコレが直前に控えている今。ボカロタイムズ的視点から、楽しみ方や有名クリエイターのニコニコへの初投稿動画をまとめてご紹介させて頂きました。ボカコレは、ボカロPやボカロ好きには、非常に大切になるイベントの一つであると思います。私も日々新曲をチェックするようになって、初めての大きなボカロイベントであると思うと、感慨深い想いがあると共に、チェックすべき曲の多さに、どうしていくか。時間を見つけて聴いていくにはどうしていけばいいのか。というのを考えながら聴いていこうと思っています。当ボカロタイムズでは、現在記事という形での公開になっているため、ラジオのように毎日、情報をお届けするような形では出来ないのが大変申し訳ありません。そんな皆様へ、期間中開設されるクルーズをお楽しみ頂けるといいのかなぁ…と思います。音声配信は私にとっては、夢みたいなものはありますが、こうして記事としてupできることにも心から感謝致します。何よりも、ブロマガ等通じ、読んで頂ける全ての皆さんに感謝致します。毎回、本当にありがとうございます。感想等もあれば是非#ボカロタイムズをつけて呟いて頂ければ幸いです。今回のボカロタイムズ号外はボカコレ直前の号外として記載をさせて頂きました。この記事公開後、すぐに最新号の#7も掲載致します。こちらもボカコレ盛り上げ企画を用意していますので、是非読んで頂ける幸いです。長くなりましたが、最後まで読んで頂き、本当にありがとうござういました。では次回、#7、ボカコレ直前号でお逢いしましょう(｀･ω･´)ゞ

提供：2020年12月6日　キュレーター＆執筆者　エージェントNO.118