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「関ちゃんかわいい名刺」を作ろう(レンチキュラー名刺)

2014/11/17 23:50 投稿

コメント:1

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「関ちゃんかわいい名刺」と勝手に呼んでる名刺の作り方です。
正体は見る角度によって絵柄の変化する名刺で、レンチキュラー(チェンジング)印刷と呼ばれているものです。児童誌やお菓子のおまけだったり、アイマス8thライブ物販で販売された3Dポートレートも同じ原理で作られています。

実はこれ家庭用プリンタ+αで自作出来ちゃいます。

少し下から(目開き) <----> 正面から(笑顔&花火)
※同じ名刺を角度を変えて撮影しています。


ちょうどアイマス9th名古屋の8/17がデレマス関裕美ちゃんの誕生日だったのと丁度新イベントRが出た勢いで、関ちゃんの可愛さを広めるために作りました。(真Pなので試作は真で作ってますが)
9th名古屋ライブやカラフルマスター(同人即売会)でお渡しさせていただいていて、多くの方からお褒めのお言葉をいただきました。感謝!
その際に作り方について何度か尋ねられたので、自分の技術備忘録としてもここにまとめておきます。試行錯誤しながらだったので、もっといい方法があるのかもだけど…でも、私は天海hrkdkr

1.レンチキュラー印刷とは?
レンチキュラー(lenticular)とは、シート状のレンチキュラーレンズを用いて、見る角度によって絵柄が変化したり、立体感が得られたりする印刷物のことである。[wikipediaより]
原理の説明はwikipediaなどで調べてもらえれば分かると思いますが、要は響の夕食mgmgや、あずささんのdtpmを表現したり出来ますwアイデア次第で色々楽しいものが出来るんじゃないかと。
今回は一番簡単な「見る角度によって絵柄が変化」するものを作っていきます。

2.用意するもの
・パソコン
画像編集したり、画像サイズの変更をするのである程度のスペックは必要です。
・各種ソフトウェア
私が使用したのは、
 
 GIMP(画像加工・レイヤー管理)
 JTrim(トリミング・画像サイズ変更)
 Windowsペイント(印刷)
 Striper(レンチキュラー用画像作成。フリーソフト)
です。Striper以外は使い慣れたものを使ってもいいです。
・プリンタ
家庭用プリンタでOK。印刷微調整を繰り返すことになるのでコンビニ印刷は面倒です。
・名刺用紙
鮮明かつ明るく印刷出来る用紙が望ましい。厚さは薄いほうが作業が楽でかさばらないですが、薄いと反対面の絵が透けるので良し悪し。私はHISAGO CJ602S(表:光沢 裏:マット 厚さ:0.23mm)を使用しました。
・レンチキュラーレンズシート
ネット通販で購入可能です。75LPI、接着層付、厚さ0.47mm、A2サイズのもので\5,000程度。LPI(解像度のようなもの)は数字が大きいほうが細かい絵柄になりますが、難易度が上がるので60~75LPIぐらいが妥当。接着層付とは両面テープのようなものがあらかじめ貼られているもの、A2サイズシートで名刺サイズなら60枚作れます。
・カッター、はさみ
レンズシートを切るのに使用します。Pカッターがあれば良いですが、普通のカッターでも問題ありません。
・定規(長・短)
レンズシートを切るのに使用します。金属製で長(30cm以上)・短(15cm)あると便利。
・ハンドタオル
レンズシートを貼るときに使用します。ハンカチとか、何でもいいですけど。

3.作り方
大まかな流れとしては
画像データの作成 -> 印刷 -> レンズシートの貼り合わせ -> 完成
です。

3-1.絵柄の作成
素材候補としては、表情差分や2.3コマのGIFアニメがあると捗ります。
「関ちゃんかわいい」名刺では以下の2コマに変化するように作られています。
(01 -> 05 -> 01 -> 05 ->...)

笑顔が素敵ですね。
なるべく太目の線で描かれているもの、はっきりと絵柄が変化するものが良いです。

そしてこの2コマだけ用意すればいいかというと、そうではありません。これだけで作ってしまうと2つのコマが重なって見えてしまい、綺麗なものになりません。
試行錯誤を重ねた結果、以下のように中間コマをいれることである程度解消されました。
(01 -> 02 ->~-> 08 -> 01 ->...)


表情部の前後には肌色(のっぺらぼう)を入れることで重なりを回避、花火は笑顔のときに確実にあがるように05コマの前後にも配置しています。
このあたりは実際に印刷してみてトライアンドエラーしてみるしかないです。

3-2.レンチキュラー用画像合成
それでは用意した画像をレンチキュラー用に合成します。
ここはStriperというフリーソフトを使用した場合の説明になります。

まず画像サイズを変更します。
75LPIのレンズシート、画像8枚、印刷のサイズ1.8インチ(高さ)の場合、
75LPIx8画像x4ピクセルx1.8インチ(高さ)=4320ピクセル(高さ)
となるように変更してください。(JTrim使用)

次にStriperというソフトで画像を合成します。

ソフトを起動すると「合成パネル」というのが出てきます。
画像:「開く」で画像を順番に読み込みます。
合成:レンズの方向・・・横ライン
   レンズあたりのピクセル数・・・4
   レンズの幅・・・75LPIx8画像x1/4印刷=150LPI
ここで1/4印刷というのは、そのままの印刷だとレンズの幅が設定限界値を超えてしまうためです。拡大画像を作っておいて印刷のときに縮小すれば良いのです。

3-3.印刷
印刷に関して一番重要なのは、「正確な寸法で印刷すること」です。
今回は実際に印刷するサイズの4倍でレンチキュラーデータを作ったので、まずは1/4に印刷することを考えます。windowsペイントであれば、印刷->ページ設定 から拡大/縮小で25%に指定することで可能です。(なぜかGIMPで名刺印刷が出来なかったのでペイント使いました)

印刷したものとレンズシートを重ねてみて、うまくチェンジングするなら成功です。
もし上下で変化のタイミングがずれるようであれば、印刷されたサイズが微妙に拡大/縮小されている可能性があるのでプリンタプロパティで微調整してみてください。
(うちのプリンタだと99%にしてやると良くなりました。)

レンズシートを貼るとプリンタが使えなくなるので、反対面にも印刷するならここで済ませます。

3-4.レンズシートの貼付け
完成度に最も影響する工程です。
レンズシートを印刷した面に貼り合わせます。

レンズシートをA2サイズなどの大きなものを購入した場合、印刷物のサイズにカットします。その際に、用紙より2,3mmほど大きめにカットしておいてください。
レンズシートには向きがあるので注意。上下に動かしてチェンジングするものを作るなら、ラインは横になるようにカットします。
カットしたシートの端っこの両面テープ側を少しめくります。めくったフィルムに折り目をつけて写真のようにしておきます。このとき、テープ部に触ると指紋が付いてしまったりするのでなるべく触らないように。


レンズのラインと、印刷のラインが平行になるようにシートを置きます。フィルムを折り込んでいるので、接着面は用紙から少し浮くような感じになるはずです。
フィルムが残っている部分を強く押さえた状態で絵柄がちゃんと変わるかどうかを確認してから、フィルムをめくったところを押さえて貼り合わせます。このときに角度がずれてしまうと綺麗にチェンジングにならないので、妥協せずに微調整を繰り返しましょう。レンズシートから用紙がはみ出さないようするのにも注意してください。
チェックのコツは、片目で顔をレンズのラインと垂直に動かしてみること、絵柄の左から右までが同時に変化することです。


角を貼りつけたあとはゴミや気泡が入らないように少しずつ貼り合わせていきます。シートを少しずつはがして押さえつける、押さえつけるときにハンドタオルなどを挟んでやると指も疲れにくいし綺麗に出来ます。



3-5.余分なシートの処理
名刺用紙からはみ出しているレンズシートを切り取ります。名刺用紙にそってはさみでやるのが簡単です。

3-6.完成
出来上がったら、角度をずらして見てみましょう。そこには動く貴方のアイドルが!
私が60枚製作したときの完成率としては、
完璧:30%  合格点:60%  失敗:10%
合格点のものは絵柄の左右で変化タイミングにずれがあるもの、関ちゃんが笑うタイミングと花火があがるタイミングがずれているものです。失敗はタイミングが全くあっていなかったり気泡が入ったりしたものです。

4.まとめ
紹介したやり方だと、画像の作成や印刷の微調整を除いてもレンズシートの貼付けに10分/枚かかる上に、大閃光arc1本/枚ぐらいの単価になるので量産には不向きです。それでも労力に見合ったものは出来上がると思います。原理の説明や細かいところは省いているので、その辺りは質問して頂くか各自で工夫してみてください。(というか途中で書くのあきたw)

関ちゃん可愛い 略して せかい!

コメント

ひとつめ (著者)
No.1 (2016/10/06 23:02)
元画像(8枚)を1010x600で作ったら、JTlimで7272x4320へ拡大。
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