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装荷線輪

2020/07/19 15:13 投稿

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  • 歴史
  • 技術史
  • 通信


日本海底ケーブル史第十二章で無装荷ケーブルが登場する前は、
 装荷ケーブルを使って、
  金属ケーブル内のコンダクタンスを減らし伝送距離を稼いでいたとした。

装荷ケーブルには途中にコイルを挿入する塊装荷(日本では装荷線輪と呼ぶことの方が多い)と
 ケーブル芯線周りに透磁率の高い金属膜を巻く包括装荷の二つがある。

包括装荷の一つであるパーマロイケーブル
 1924年にニューヨークと大西洋上のアゾレス諸島を結んだ。

では装荷線輪ってどんなもの?と言うのが今回のネタ。
 現在も鉄道の信号ケーブル向けに装荷線輪が製造されている。
  ※以下の画像は緑邦産業株式会社のカタログより引用


こんな感じに容器の中にコイルが封入されている装荷線輪を
 架台に置いてケーブル途中につなげていた。
  ※以下の画像は無くなったYahooブログの記事のキャッシュからサルベージしたもの



なお架台の一部は今でも現存しており、
 愛知県豊川市の旧豊川電話装荷線輪用櫓国の登録有形文化財として残されている

グーグルマップのストリートビューでも確認できる。

こんな感じで昔の銅線による長距離伝送では
 こんな工夫をしていたと言うお話でした。

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