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神羅万象チョコ☓Idol m@ster Ep3 鳳竜

2014/02/19 02:18 投稿

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  • 神羅万象チョコ
  • アイドルマスター
  • 架空戦記
マステリオンの命により、飛天族を急襲するフルスベルグ。それに応戦するアレックス。激しい斬り合いが展開されていた。

「くっ、手強い.......!」

「.......メギド・フレイム」

フルスベルグが剣先に大きな火球を作り出し、剣でそれを撃つ。

「フレイム・ストーム!」

炎の竜巻を作り出し火球にぶつけるも、火球が押し勝ち、火球が直撃してしまう。

「ぐぁっ......!」

「......とどめだ メギド・フレイム」

アレックスを仕留めるため、至近距離で再び火球を作り出す。その時

「アレックスさん!」

怪我人の救助にあたっていたはずの律子が、こちらに駆け寄ってくる。

「律子さん! 危ない!」

「り、つ、こ......?」

「えっ、今私の名前を......?」

火球を放とうとしていたフルスベルグの動きが、律子を見た瞬間に止まり、剣を落とす。直後、頭を抑えながらもだえ苦しみ始めてしまう。

「ぐ、ぐあああああああああああ!」

「ちょ、ちょっと!」

「これは一体......?」

「だめ、りつこ、こないで! 逃げて!」

そう言い終わると同時に、再び剣を手に取り、剣先に火球を作り出す。

「え、えっ.....?」

「律子さん、離れて!」

「え、あ、はい!」

律子が逃げるのを確認した後、アレックスも炎の竜巻を二つ作り出す。

「これならいけるはずだ! フレイム・ストーム!」

一つ目の竜巻は、火球に消されたものの、2つ目で火球を消すことに成功、そのままフルスベルグとの距離を詰めるも、フルスベルグは空中へと逃げてしまう。アレックスも直ぐ様、フルスベルグを追い、空へと飛翔する。

「逃さない!」

「........!」

空中で再び、斬り合いが始まる。

「フルスベルグ、君は一体何者なんだ! 律子さんの知り合いなのか!?」

「り、つ、こ.....りつこ.....ぐあああああああああああ!」

律子の名前が出た途端、フルスベルグが再びもがき苦しみ始め、手当たり次第に火球を放つ。

「一体どうすれば!」

「ぐあああああああああああ!あがああああああああ!」

なおもフルスベルグは火球を放ち続けている。アレックスは火球を回避するのに、手一杯でフルスベルグに攻撃する隙を見いだせない。

「かなりの速度を出せるならなんとかなりそうなんだけど......!」

「アレックス様!」

「ヴァンセット! 怪我人の方は!」

「ほぼ終了しています!」

「了解! ヴァンセット、ビッグバン・トルネードで僕を加速させてくれ!」

「はっ! ビッグバン・トルネード!」

ヴァンセットの起こした竜巻に乗り、一気にフルスベルグとの距離を詰める。

「.......!」

「フルスベルグ、とどめだ! バーニング・ブレード!」

炎をまとった剣が、黄金の鎧を切り裂く。切り裂かれた鎧から姿を表したのは、青い髪をたゆたえる少女だった。鎧が砕け、飛ぶ力を失った彼女は地上へと落ちていく。

「な、中に女の子だと.....!」

「危ない! ヴァンセット、彼女を!」

「御意!」

ヴァンセットが彼女を空中で拾い、地上へと下ろす。戦いが終わったのを知った律子が、再び駆け寄ってくる。

「アレックスさ...... ち、千早!」

「律子さん、名前を呼んだということはあなたの知り合いなんだね?」

「ええ、同じアイドル仲間よ...... でもどうして.......」

フルスベルグの鎧を纏っていた少女は、律子と同じ765プロのアイドルであった。

「とりあえず律子さんの友達なら、医務室へと運ぶとしよう 大丈夫、手荒な真似はしないよ」

「ありがとう......」

「あ、でも目が覚めたら、一応話だけは聞くとするよ」

「ええ、私も千早がどうしてこうなったか、気になるわ 同席していいかしら」

「構わないよ、その方が彼女もすんなり話してくれるだろう」

「じゃあ、僕は残党を片付けてくるよ 律子さんは彼女のそばに居てあげて」

「ええ、了解したわ」

そう言って、アレックスは再び空中へと飛翔していった。

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※絶影のみ、原作通りの雰囲気にするため、三点リーダです

一方、聖龍城

「今戻ったぞ! 無事かみんな!」

サイガらが聖龍城に帰還するも、聖龍城は既に魔物の襲撃を受けていた。

「・・・」

「絶影! うん、うん 分かった ありがとう、引き続き朧衆は怪我人の救助を 君は私についてきてくれ」

絶影によれば、朧衆のみならず、ライセンやシオンらの協力で、ある程度魔物は片付いているらしい。しかし、指揮していた金色の鎧の戦士が先ほどから行方をくらませているようだ。逃げたのかもしれない。

「おそらく、指揮官は逃げ出したのだろう ならば、残党を片付けてから他の部族の救援に当たるとしようか」

「誰が逃げたって?」

「.......!!」

「あなたを待っていたわ 聖龍王サイガ」

「何者だ!」

「私は、竜王ファフニール マステリオンの命を受け、聖龍城を襲撃したの 予想以上にてこずっちゃったけどね」

「ぐっ......!」

ファフニールと名乗った戦士は、鎧の上からでは分からないが、どうやら女性のようだ。

「ライセン殿とシオン殿の両名なら貴様を倒せてもおかしくはない、さては逃げていたのか!」

「半分正解よ、あんなの相手にしてたらたまったもんじゃないわ だから、兵力の半分をそっちに割いて、足止めをしてるの その隙に、王であるあなたを......ってわけ」

「卑怯な......!」

「こちらは聖龍城の破壊とあなたの抹殺が目的だもの 任務としては、正しい選択じゃない?」

「......っ! 絶影、ライセン殿とシオン殿に至急救援を!」

「・・・」

絶影が瞬時に消える。これでもう、二人は大丈夫だろう。

「あら、これで二人っきりってわけ? いいじゃない、じゃあはじめましょうか!」

そう言い終わるや否や、ファフニールは空へと飛び上がる。サイガも空へと舞い上がり、激しい空中戦が展開される。

「七天伐刀!」

「ハァッ!」

サイガが龍の形をした剣撃を飛ばすも、ファフニールにたやすく防がれてしまう。

「聖龍王の力はそんなものなのかしら? なら、今度はこちらから行くわよ! ルドラ・サイクロン!」

「ならば、これでどうだ! 我龍天聖!」

ファフニールが、赤い龍の形をした大きな竜巻を生み出し、それをサイガへと放つ。サイガも負けじと、聖龍石から無数の龍を放つ。二つの龍がぶつかり、爆ぜ、衝撃が走る。

「......ッ!」

「あら? 意外とやるじゃない 盛り上がってきたわ!」

ファフニールが、目にも留まらぬ素早さで宙を駆ける。目で追えないそのスピードに、サイガは防御の構えを取るしかなかった。容赦無い、ラッシュがサイガに叩き込まれる。

「ほらほら、防御しかできないの?」

「グッ..... これでは、反撃ができない! どうすれば......」

しかしなおも、ファフニールの空中殺法がサイガへと容赦なく浴びせられる。じりじりとサイガにダメージが蓄積していく。

「つまんないわねぇ もっと頑張りなさいよ それでも、王様なの? やっぱり、あのライセンって奴と戦った方が面白かったかしら」

ファフニールが攻撃の手を緩め、サイガを煽る。

「そうよ、情けないわよあんた!」

何故か、戦いを眺めていたのか、伊織まで煽りだす。

「い、伊織まで...... って、ここは危ないから何処かへ隠れて!」

「別に大丈夫でしょ あの娘、多分私は攻撃しないから そうでしょ、春香」

「あら伊織、どうして私だって分かったの?」

「声よ声 最初はまさかと思ったけど、飛天のおんなじようなのの中身が千早だったらしいから」

春香と呼ばれた少女が、兜を脱ぐ。そこには、頭にリボンをつけた少女がいた。

「しっかし、性格変わったわねぇあんた 元々、黒いとこはある娘だったけど」

「千早ちゃん達は洗脳されたみたいなんだけど、どうも私だけ性格の改変みたいなのよね」

「まぁ、元々の黒さを増長させられただけじゃない? 今の方がかっこいいわよ」

「あらそう? そう言ってもらえると嬉しいわ」

「で、マステリオンの手下としてずっと働くわけ?」

「さあ? 一応、マステリオンの兵士なわけだし、そうしたまでだわ でもまあ、あなた達がいるなら、あなた達側についてもいいわ」

「(私、完全に蚊帳の外だな......)」

「じゃあ、こちらに付きなさいよ どうせ、この調子だと他の娘達も全員こっちにいるだろうし」

「そうね、あなた達とは敵対したくないわ 大切な友達だもの」

「あら、性格は変わってもそこだけはかわらないのねあんた」

「そうね で、どうするの聖竜王さん」

「......え、あ」

「ちょっと、あんた 話聞いてたの!?」

「も、勿論だ! 二人の言いたいことは分かった だが、一度侵略された以上、そうやすやすと許すわけにはいかない で、だ」

このまま戦闘は継続し、サイガが勝てば、春香を許し、そのまま手下とし、万一、負けてしまえば、春香がそのまま帰順する。これならば、どう転ぼうと解決するはずである。部族内から反発が起こりそうではあるが。

「ふぅん、なるほど それなら勝とうが負けようがOKってわけね」

「でも、私に勝てるの? 聖竜王さん」

「サイガでいい 勝てるさ、勝ってみせる」

途端、サイガが光に包まれる。

「......フガク殿?」

そこには、黄金の鎧に身を包んだサイガの姿があった。

「あ、あんた何よその姿!」

「分からない..... でも、今フガク殿が私に微笑んだような......」

「まるで、光の龍ね さしずめ、光龍王サイガってところかしら」

「行くぞ! ファフニール、いや春香!」

「望むところよ! ルドラ・サイクロン!」

先ほどよりも、数倍大きな竜巻を作り出しサイガへ向けて、放つ。

「双龍伐刀剣!」

二振りになった、七支刀から、双頭の龍の形をした剣撃を竜巻にぶつける。サイガの黄金の竜頭が、春香の赤い竜頭を噛み千切り、そのまま春香へと襲いかかる。

「そこまでよ!」

サイガが、剣を下ろす。

「......勝った 勝ったぞ伊織!」

「ええ、見てたわよ あんたにしてはやるじゃない」

「し、死ぬかと思ったわ......」

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「これで、私もあなたの部下ってわけね サイガ」

「部下ではないさ 伊織と同じ客人だ それに、君がファフニールであることは秘匿としておこう それならば反発も起こるまい」

「ありがとう、恩に着るわ」

「ただし、これからもキミの手は借りたい いいかい?」

「ええ、それぐらいならお安いご用だわ」

サイガは春香に勝利し、聖竜城での戦闘は一応の終息を見た。春香がファフニールであったことは、サイガら一部の秘密とし、春香は聖竜族につくこととなった。

「しかし、マステリオンは何故君たちを手下に?」

「さぁ..... 私達はこの大陸をさまよっていたところをあの男が保護してくれたと思ったのよ」

実際はこのザマだけど、と春香が付け足した。

「春香達に何か、特別な力でもあるんだろうか 飛天にも同じように洗脳された君たちの仲間が襲撃したということは、まさか他の地域にも......?」

「ねぇ、春香 他の地域を襲撃してるのは誰なの?」

「ええ、それは----」

Ep4 蛇獣 に続く

補足 拙作の春香は、二次創作によく見られる、春閣下を準拠としています。春閣下が合う方合わない方、いらっしゃるとは思いますが、そこら辺はご容赦いただけると幸いです。
















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