「立候補を表明した途端、これだ。当選すれば野党は大混乱になる」

 政治部記者がそう苦笑するのが、夏の参院選で兵庫選挙区から出馬する泉房穂前兵庫県明石市長(61)のこと。そして「これ」とは、泉氏がX(旧ツイッター)で政治家らしからぬ口の軽さで“密談”を暴露し、野党連携を破談に追い込んだドタバタ劇のことだ。

 発端は3月24日の出馬表明会見。無所属の泉氏は、「魅力的な政党がない」と発言した。ここでプライドが傷付いたのが、国民民主党の玉木雄一郎代表だ。 
週刊文春デジタル