「私にとっては家族同然。母のような存在でした。危篤の一報を聞いて病院に駆けつけたのですが、臨終に間に合わなかった。それが本当に悔しくて……」
 涙ながらにこう語るのは九月二十九日に老衰で亡くなった女優で声優の大山のぶ代(享年九十)のマネジャーを三十五年以上務めた、小林明子さんだ――。 
週刊文春デジタル