来年オフ、ポスティングシステムによるメジャー移籍が確実視されているヤクルト・村上宗隆内野手(24)。二〇二二年には二十二歳で史上最年少の三冠王に輝いた“村神様”は、今季も三十三本塁打、八十六打点で二冠を獲得した。日本球界ではやり残したことはないのでは、と思わせる打棒。自身もこう語る。
「来季が、日本でやる最後のシーズンというのは間違いないと思っている」
来年二月二日に二十五歳の誕生日を迎え、「二十五歳未満かプロ六年未満の外国人選手とはマイナー契約しか結ぶことができない」とする大リーグのルールもクリア。満を持して海を渡ることができる。
待ちに待ったメジャー挑戦。しかし――。
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