「私から部下の職員に対する不適切な発言があったことは事実であり、大変申し訳ございません」
 十月三日の京都府議会。京都府警トップの白井利明本部長は、部下に対するパワハラを認め、謝罪の言葉を述べた。
「今夏、白井氏によるパワハラ事案に関する情報が寄せられ、府警は内部調査を進めていました。事態を重く見た警察庁は訓戒処分を下し、白井氏を事実上更迭したのです」(社会部デスク)
 だが、そんな最中に悲劇が起きた。白井氏と関係の深かった女性幹部が自ら命を絶ったというのだ。 
週刊文春デジタル