それなりに努力して入った高校は進学校で、変人ばかりという噂があった。なるほど私服OKなその校内は思い思いの恰好や髪色に溢れていて、女友達がトイレに行こうと別についていく必要はなく、成績がいい人や部活動で活躍している人は素直に尊敬され、休み時間に本を読んでいても皆そっとしておいてくれた。変人ばっかりだ。なんて生きやすいんだろう、と震えるほどに嬉しかったことを覚えている。『寿々木君のていねいな生活』を読んでいると、その時期のことを思い出して、もう戻れないその時間の尊さに胸がぎゅっとなった。私、寿々木くんの気持ちが本当によく分かるんだ。
宇垣総裁のマンガ党宣言! 宇垣美里 第129回「“らしさ”が受け入れられる優しい世界」
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2024/09/05(木) 05:00 テレビ健康診断 第986回 戸部田誠(てれびのスキマ)「大悟が算数で真価を発揮 勉強の本質を導き出した!?」『テレビ千鳥』テレビ朝日 木 24:15~
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