七月十三日、演説中のトランプ前大統領(78)が狙撃されるという事件が起こった。血を流しながら拳を突き上げ、「強さ」をアピールするトランプの姿は、現職のバイデン大統領(81)に懸念される「高齢リスク」を際立たせた。
 六月末のトランプ氏との討論会で言葉を詰まらせたバイデン。七月十一日のNATO会合でもウクライナのゼレンスキー大統領をプーチン大統領と言い間違えるなど、民主党支持者からは十一月の大統領選で勝てないという懸念が日に日に深まっている。 
週刊文春デジタル