午後五時半。店の入り口には、営業中を意味する「復興中」と手書きされた木札が掲げられる。店主の楠(くすのき)健二さん(56)が明かす。
「輪島の復興を心から願っているし、俺自身も復興しなきゃいけないと思って」 
週刊文春デジタル