自民党青年局の近畿ブロックが和歌山市のホテルで開いた過激ダンスショー懇親会の問題。党青年局長を辞任した藤原崇衆院議員の後任に就いたのは鈴木貴子衆院議員(38)だった。
三月十二日の総務会で正式決定後、記者団に「政治資金の問題で、信頼回復に一丸で取り組んでいかなくてはいけない中で、水を差し、火に油を注ぐ事態に至った。おわびしたい」と頭を下げた。
青年局長ポストは岸田文雄首相や麻生太郎副総裁、小泉進次郎氏らが務めるなど、「若手の登竜門」と言われる。所属する茂木派では鈴木氏の評価は極めて高く、「うちには総裁候補がたくさんいる」と豪語する同派幹部が茂木敏充幹事長、加藤勝信元官房長官、小渕優子選挙対策委員長(現在は茂木派を離脱)と並べ、鈴木氏を挙げたほどだ。
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