暮れになると、いくつかのところからカレンダーをいただく。
大きな豪華なものもあるが、わりと嬉しいのが小さな卓上カレンダー。友人が昨年、宝塚のスターさんのものをくれた。それをテレビの横に置いて、いつも美しい姿を楽しんでいる。私が毎週通うバレエ・ヨガ(寝っころがって脚をバタバタさせるもの)の仲間は、熱狂的なヅカファンの集まり。そもそもどうしてこのヨガをみなで習い始めたかというと、いつか七人でラインダンスを踊りたいという願望によるものだ。ゆえにグループLINEの名称も「夢組」という。彼女たちはしょっちゅう、三、四人の単位で博多や本場宝塚の公演に出かける。
○○さんがどうした、△△さんの今度の公演見た?と、毎回毎回その話題がとびかう。宝塚にはあまり詳しくない私には、ちんぷんかんぷんだ。
その中の一人が今年の正月、
「○○さんから、夢組にカレンダーいただきました」
と配ってくれた時は、わー、キャーッとすごい騒ぎであった。ファンでもカレンダーをいただけるということは、すごい特権らしい。
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