半世紀ぶりの裁判が始まった。一九六六年に静岡県のミソ製造会社専務一家四人が殺害された事件で強盗殺人罪で死刑が確定した袴田巌(いわお)さん(87)の裁判をやり直す再審初公判が十月二十七日、静岡地裁で開かれた。死刑が確定した事件の再審は戦後わずか五例のみだ。
「弟、巌に代わり、無実を主張します。巌に真の自由をお与え下さい」
地裁の法廷で開かれた初公判で、被告人席に立ったのは巌さん本人ではなく、姉のひで子さん(90)だった。
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