ドル円相場は、十月三日のニューヨーク市場で一ドル=百五十円十六銭を付け、円安の“防衛ライン”とされる百五十円を突破した。
「その瞬間、数秒間で約二％も円高に逆振れする局面がありました。鈴木俊一財務相は閣議後の記者会見では明言しなかったものの、数兆円規模で円買い介入が行われたと見られる。予告なしに実施する『覆面介入』です」（銀行関係者）
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