「『いつもの麻生節だ』と苦笑いではすまされない」と、自民党関係者が苦い顔をするのが、麻生太郎副総裁(83)による「ガン」発言だ。
九月二十四日の講演で、麻生氏は、安全保障関連三文書をめぐる昨年の与党協議に言及。公明党の山口那津男代表や石井啓一幹事長、北側一雄副代表を名指しし、「公明党の一番動かなかったガンだった、いわゆる山口、石井、北側等々の一番上の人たち、その裏にいる創価学会も含めて納得する形になった」と発言した。
この「ガン」発言に対し、公明側は「直接聞いていない。評価を控えたい」(山口氏)、「事実の誤認だ」(北側氏)と表向き平然としているが、「連立を組む友党の幹部を呼び捨てした上、『いわゆる』と言い方も小馬鹿にしている。山口氏らは内心、怒り心頭だ。次の衆院選で創価学会の会員は麻生派の候補を応援しないかもしれない」(前出・関係者)。
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