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町山智浩の言霊USA 第601回「Let's Go Brandon(レッツゴー、ブランドン)」

2021/11/25 05:00 投稿

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  • 町山智浩
 コロラド州、ロッキーの山奥にライフル市がある。その名でわかる通り西部開拓時代にできたカウボーイの街。そのライフルにシューターズ・グリル(射撃者食堂)というレストランがある。ウェイトレスも客も腰に実銃を入れたガンベルトを巻いている。ここは銃の持ち込みを推奨する店だ。
 その女性オーナー、ローレン・ボーバートは共和党の下院議員だ。
 フードスタンプ(政府の食費補助)に頼るシングルマザーに育てられ、15歳からマクドナルドで働き、18歳で恋人の子どもを妊娠して、高校を中退した。結婚した彼は天然ガスの採掘労働者だった。キリスト教福音派で、中絶や避妊教育に反対するローレンは子どもを4人生んだ。生活は苦しく、やっと買った家もローン滞納で差し押さえられた。
「貧しく育った者にとって生活は戦いです。そこから脱出するビジョンを持たないと」と語るローレン・ボーバートは、2013年にシューターズ・グリルを開店した。 

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