「このままだと、飲食店はますます潰れていってしまう……」
危機感を滲ませてこう語るのは、サントリーホールディングス代表取締役社長の新浪剛史氏(61)。同社は飲食店に酒類・飲料を提供するだけでなく、傘下に「ダイナック」や「プロント」などを持ち、外食事業も展開している。
「昨年の飲食店の倒産件数は、過去最多の七百八十件。業態別に見ると一番は『酒場・ビヤホール』で百八十九件でした。遅くまでお酒を提供出来ないのはやはり影響が大きい。忘年会や新年会が減って廃業するか悩んでいる中、年明けに再度、緊急事態宣言が出され、店をやめる決断をする方も多いでしょう。中小だけでなく大手企業からも、銀行融資が厳しくなっているとの悲鳴があがっています」

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