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宇垣総裁のマンガ党宣言! 宇垣美里 第034回「ありえたかもしれない戦後を描く」

2020/10/08 05:00 投稿

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  • コラム
  • 宇垣美里
 第二次大戦終結後、日本には連合国による分割統治計画が浮上していたという。その計画書は、公文書がきちんと残る国・アメリカの国立公文書館に残っている。もしもそれが実現していたら、この島国はどんな場所になっていたのだろう? そんなボタンを掛け違えたらありえたかもしれない戦後を描いているのが『国境のエミーリャ』だ。
 舞台は一九六二年の東京。本土決戦を経てソ連と米英に分割占領された日本は、やがて「日本人民共和国」と「日本国」として独立。東京は分断され、東側半分がソ連の統治下に置かれ、両国の間には高い壁が築かれた。つまり、朝鮮半島のように南北に分断され、かつてのベルリンのように首都である東京が壁で東西に隔てられてしまったのが、この世界の日本。
 主人公の少女・エミーリャはソ連の支配下にある東京の東側で、駅の人民食堂の給仕係として働きながら、西側への亡命希望者の越境を様々な方法で手助けする脱出請負人。 

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