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宇垣総裁のマンガ党宣言! 第015回 宇垣美里「純度100パーセントの恋に目がくらむ」

2019/12/26 05:00 投稿

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  • コラム
  • 宇垣美里
 我ながら幸せな高校生活だったと思う。やがて生涯の友となる、大切な宝物のような友人と出会えたし、校則がほとんどなく自主性を重んじた校風のなかで、のびのびと生きることができた。私が私らしくいられた初めての場所だ。だから、悔いなどひとつもない。ただ、たまに見かける駅前で名残惜しそうに手を振る制服姿のカップルや、恥ずかし気に一定の距離を保って歩く高校生と思しき男女の姿に、いつも心の中でキャアキャア騒いでしまう。実はなぜだか男子生徒の影が薄く、一方の女子たちはとてもたくましく賢く強い学年だったので、ほぼ異性と交流した記憶がない。大きな声と粗雑な動きを嫌う私は避けてすらいたと思う。もしあの時『素敵な彼氏』みたいな高校生活を送っていたら……。こんなにこじらせることもなかったかもしれない。 

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