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人鳥哀歌の歌詞解釈と俺ガイル

2018/04/16 20:03 投稿

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-どうもこんにちは。普段はmadを作ってる人です。

 いつもは歌詞解釈の記事とかは書かないのですが、(というか自分で作って自分で解説する人って見たことないですが)今回使ってる楽曲が比喩表現が滅茶苦茶多かったので
これ一発で分かる人そんなに居ないだろうな」と思い書く事にしました。

曲のテーマ



 今回は【tacica】というグループの「人鳥哀歌」という曲を使わせていただきました。
最初タイトルを見た時「人鳥ってなんだ?」と思いましたが、これでペンギンと読むようです。

 曲の中で「翼を持つが鳥ではない、二足歩行をするが人ではない、僕たちペンギンはどうやって生きていけばいいんだろうね」という事を歌っているのですが、
それは「成りたいモノがあるけど其処には辿り着けない、諦めて下向くけど染まり切れない、ではどうすればいいのか薄々感付いているけど、その道はとても険しく踏み出す事はできない」そんな人間の息苦しさを表現しているのかなと思います。





歌詞解釈

元の歌詞をで直訳をで動画内での解釈を太字で記載しています。




<鳥に帰ろうとして水の飛沫に見付けた僅かな地図>
水の飛沫(海) 僅かな地図(可能性)

ペンギンとして生を受けた彼は、自分の事を鳥だと思い飛ぼうとしますが上手くいきません。そこで水に潜る事に可能性を見出します。

主人公は一般的な高校生のように青春を謳歌する方法を知りません。しかし奉仕部に入る事を通し、そこで青春と呼べばいいのかも分からない、初めての人間関係を築いていきます。




<人間に帰ろうとして「我等、氷の上、
炎天下を知る。」>


飛べない鳥は人のように氷の上で生きていくしかありませんが、そこに降り注ぐ日差しは強くとても住めたものではありません。

主人公は孤独に生きるという選択をしましたが、集団社会の中でその選択はとても辛いものです。




<羽根を守ろうとして 駄目なボールと同じみたいに跳ねる>

最初の歌詞の言い換えです。

主人公は青春を知ろうとして幾度となく失敗を重ねてきました。




<羽を破ろうとして 血を流しては皆
炎天下を知る>


先ほどの言い換えが続きます。飛ぶ事を諦めようとして辿り着いた氷上も、また生きるには辛い場所だったのです。

主人公は上辺だけの付き合いは要らないと、関係を振り出しに戻そうとしますが、一度作った繋がりは何処かに傷を残します。






<オーライー!!! 哀しくならない方法は何処にあるだろう>

この苦しさを解消して生きるにはどうすればいいのかと問いかけます。



<面倒でも舌を放り出せないのが 何時からの契約で>
舌(声) 何時からの契約(生まれた時に決められたこと)

生き物が声を持つのは生まれた時から決まっていることです。

主人公は周りの人間に対して冷めた態度を取ろうとしますが、根底では彼らと同じように温かさを求めています。



<冷静になって声を殺すのなら 月に向け鳴いては如何?>

冷静になって(新しい生き方を探そうとして) 声を殺すなら(自分らしさを消してしまうなら)
月に向け鳴いては如何(他に自分らしさを生かす方法を探したらどうかな?)

主人公はこれが最も良い方法と思い、自己犠牲によって周りの人を救おうとします。
しかしそれによって主人公や、それを痛ましく想う周りが傷付いてしまうのなら、もっと良い方法があるのではないかと問いかけているシーンです。




<もっとズルさを責め立てなくては 限られた選択に>

ズルさを責め立てる(もっと別の方法を探す) 

今のままでは傷付かずに生きて行くことはできません。ならばもっと狡く可能性を模索する必要があります。


<氷上に酔って溺れる歌 一人潜る方を恨んだ日>

氷上(海と空、地上の中間→選択の狭間) 潜る方(海)

ペンギンは空や地上で生きて行くことは出来ないと理解しています。しかし(未知の世界)に対して恐怖心を抱いているため、考えを巡らせ(酔って溺れる)他に方法はないかと時間を引き延ばしますが、タイムリミットが刻一刻と近づいていきます。そして次第に海(未知の世界)で生きなければならない自分の運命を恨み始めます。

自分も周りも傷付かずに済む方法。それをいくら考えても答えには辿り着けません。
未だ見えぬ未知の世界に踏み込まねばならない恐怖を抱え、今日という日を恨みます。




<傷を隠そうとして 嘘を多めに語れば僅かな地図>

今まで様々な生き方を試そうとし、傷を負ってきました。
それを隠し強がって(嘘を多めに語る)生きようとしますが、そうすれば嫌でも今のままではいけない事(僅かな地図→新たな可能性)思い知らされます。




<傷を残そうとして 血を流しては又炎天下を知る>

その傷だらけの在り方を肯定し、それでもいいと考えますが
やはりその不器用な自己犠牲は自分を、奉仕部の関係を歪めてしまいます。



<オーライ!! 冷たくならない方法は 何処にあるだろう>

冷たくならない方法(死なない方法→生きて行く方法)

では、今ある関係を壊さずに生きるにはどうすればいいのかと答えを求めます。



<0.どれだけ僕が不自由かも 何時からの契約で>
0.(今この瞬間)

今この瞬間自分が悩み苦しんでいる性格は、生まれついてのものです。



<情報がきっと氷を溶かすから 人間は戸惑う事ばかり>
情報が氷を溶かす(地球温暖化)

ペンギンが人のように氷上で生きれば、いずれ氷は溶け、そこに住むことは出来なくなります。ならば氷上ではない別の生き方を見つけなくてはいけません。

情報の発展は時間の流れとも言い換えることが出来ます。時の流れはいずれ心の壁を溶かしますが、それは尊いモノであると同時に、触れればすぐ壊れてしまうほど脆いモノです。そして主人公たち奉仕部はその心の扱いに戸惑います。


<持って生まれたNOが彷徨う頃 暴かれた選択に>

ペンギンはここまで自分はどう在ればいいのかを問いかけ続け、やはり海で生きる以外は不可能なことを嫌でも理解します。

主人公は奉仕部の人間を傷付けないように、自分だけで問題の解決にあたります。
しかし傷付けないようにと周りを突き放すことが、時には傷付けてしまうのです。
最後に残された選択は、そんな不器用な生き方を理解し合える関係を持つ事だと理解します。






<先頭を呪って吐き出す歌 滑り落ちるように沈んだ日>
先頭(ただ一人の自分)

この世界に全く同じ悩みを抱える人は誰もいません。その行き場のない感情を抱えて思考の海に沈んでいきます。



<当たり外れも失って 途方に暮れたって雨なんだ>

何が出来ないのか、どうすればいいのか、その答えはもう出てしまいました。(当たり外れもなくなって)
なのに未だ踏み出せないでいるのは、その未知の世界(/相手の心に踏み込む事)が恐ろしいからです。



<一寸先もその先も 分からず屋だって言われていたい>

その葛藤を理解できる存在は自分しかいません。
ならば他の人に分からず屋と言われても構わないのです。




<オーライ! 苦しくならない方法は何処にあるだろう>
<平等に波打つ 明日の被害者も 泳ぎ始めたい>
平等に波打つ 明日の被害者(泳ぎ始めている明日の自分)

苦しくならない方法など何処にも無いのです。そのままでも苦しい、進んだ先には何が待つか分からない。
ならば、その先に可能性がある未知の世界(/相手の心)へ踏み出そうと決心します。



<もう僕に振る程 賽の目は無いかな 何時からの契約で>
賽の目(選択)

海へ踏み出すことを決めた人鳥にもう迷うことはありません。





<凍らせてしまった本当の理解者も 月に向け泣いては如何?>
凍らせてしまった(未知の世界へ踏み出す事を諦めてしまった)
本当の理解者(過去の自分自身)
泣いては如何(感情を吐き出したらどうだい)

昔は諦めてしまった貴方とは違い、今大きな一歩を踏み出しました。
しかし未だ知らない世界は不安な気持ちになるでしょう。
そんな時には声をあげて泣いてもいいのです。


<いつか僕らも色褪せるのなら 自らの選択に 成功を祈って泳げる歌>
いつか僕らも色褪せる(思い出となって消えていく)

今はそれが世界の全てのように思える事も、いつしか思い出となって消えていきます。
ならば後になって「あの時の選択は間違いじゃなかった」と想えるように、祈るしかないのでしょう。



<水に潜る方を選んだ日>
そして曲の最後に人鳥は海へと旅立ちます。
その先に何かがあると信じて、






終わりに
 以上で記事は終わりです。
ここまで御付き合いいただき有難うございました。






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