人生はHP&残機制のハイブリッド

私が「賢者の孫」を評価する理由

2020/02/25 16:43 投稿

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最初に、
・個人の感想です。
・作品を視聴した事がある人じゃないと解らないかもです。
・ネタバレは気にせず書いているので気になる方にはおススメしません。
・異論はいくらでもどうぞ。
・視聴したのはアニメのみです。
・作品に対する「たられば」は「ぼくのかんがえたさいきょうの〇〇」だと思って下さい。
・筆者はめんどくせーオタクです。
とお約束の保険をかけつつ...

私はそもそも作品の許容範囲がずれているようで、世間一般で低評価とされている作品を面白がって見ていたり、高評価とされている作品でも途中で見なくなってたりとかよくあります。

で、「賢者の孫」って作品なんですが、世間一般では低評価とされている作品です。
様々なレビューサイトやYoutubeでのレビューで酷評されている部類、いわゆる「クソアニメ」とされています。

しかしながら私はこの作品を「これそんなに悪い作品じゃなくね?」と感じてしまった訳で、そうなると世間の評価との違いがどこにあるのか気になってきます。
そこで、自己の思考分析にでもなればと思いつつこの作品のレビューをしていきたいと思います。
もちろん「良くない所もあったよね」的な話もしますんで良かったら見て行って下さい。

・作品のテーマについて
私がこの作品に感じたメインテーマは「集団青春群像劇」です。
このテーマに沿ったストーリーの流れはいたって普通の展開(王道展開)だと思っています。
簡単に言うと「天才が素人集団に入って集団がエリート集団になっていく物語」です。
こういう物語はスポーツ物などに多くて有名所だと「キャプテン翼」「ガールズ&パンツァー」「ナイツ&マジック」等々、挙げた例は少ないですが割とある方なんじゃないかと思います。(他にもあると思うんで知っている方は教えてください)
この作品もテーマの流れに概ね沿っているので、見ていてある種の清々しさを感じるくらいでした。
例のセリフにしても天丼ギャグとしてのお約束みたいなもんですしね。

恐らく、変化球的な意外な展開になることを好む方には面白みが感じられなかったんじゃないかと思います。
後、このテーマでメインストーリーを動かそうとしたため設定(世界観)に多少ご都合主義的な物は感じたのでそこが気になって楽しめなかった方もいたのでしょう。
ただテーマに沿ったストーリーの流れ自体は破綻してはいないと思うので流れに乗れた方は楽しめるんじゃないかとは思います。

・主人公の設定について
よくこの作品の主人公を悪い意味でなろう作品の典型だと評する方がいますが、そこまでではないんじゃないかと思います。
ここもまた簡単に言うと「恋愛感情に疎い無自覚な天才」ですね。
まあ、ありがちな人物設定でそこまで悪く言われる事でもないですね。
元々恋愛以外の人間関係は問題なく、恋愛感情や才能に無自覚な点は作品中で成長していっていますし、というか作品中での経過時間からすると成長しすぎな位です。
よくサイコ的だと言われる学友を殺しちゃう展開についても、能力が高くて過剰防衛に見えましたが、そもそも魔人という存在自体が一人倒しただけで英雄になるようなものということ、最初から主人公を敵対視していた存在であったこと、自分が好意を持っている女性に対してつきまとっていたこと、最初は特に殺すつもりはなかったこと等からそこまでサイコ的でもないかなという印象でした。

設定に関して特に秀逸だと感じる所があって、それは主人公には必ずストッパーがいるという事です。
心理的ストッパーだと保護者であるお爺さんお婆さん、社会的ストッパーとして王族が存在しています。
また、所属する集団内では能力最高ではあってもリーダーではないこともストッパーとなっています。
これら「最強ではあるが万能ではない」事により主人公のストーリー的な暴走が防がれ年齢相応の群像劇が成り立っているのだと思います。
その辺の匙加減がうまくいってないように見受けられる作品にありがちなのが、主人公が万能すぎ世界規模が大きすぎて収拾がつかなくなる、主人公が自己中すぎて鼻につく、主人公以外を無能に描きすぎて単純に面白くない等々ではないかと思います。(ここでは他作品を批判するつもりはないので具体名は挙げないですがそれぞれ心当たりはあるかと思います)

・世界観の設定について
世界観設定というか敵側の設定になりますが、ここがこの作品の最大の弱点になっているのではないかと思っています。
特に主人公と敵の因縁が薄い。主人公と敵ボスの釣り合いが取れていないと感じます。
できれば現場(戦場)レベルで主人公と対峙するライバル的な存在が欲しかったところです。
最後の方に出てきた幹部連中がそうなるのかはちょっと気になりますが唐突感は否めないですね。
最初の方に殺した学友が実は死んでなくて敵の幹部として出てくるとかだと面白かったんじゃないかと妄想したりしてます。
まあ、元婚約者が主人公と婚約してたりとか、なんかストーリーがドロドロしていって本筋からずれた重い話になりそうなんですけどね。

後、敵方のストーリ展開の先走り感が半端ないです。
「敵が復讐を果たしてやることがなくなったってなんだよw」とは思いました。
前述したドロドロ重い話になりそうなのでアレですが、敵ボスと主人公の間に肉親的な因縁があったらどうなんだろうとか妄想はします。
奥さんが妊娠中に殺されたのではなく、子供が生まれた後に襲われた奥さんが子供を連れて逃げているところを魔獣に襲われ、残された子供を賢者が...
というくらいの因縁があった方がストーリー的には大きな展開はできると思います。
まあ、一個人の妄想なんで、それで面白いかはまた別なんですけどね。

・最後に
という事でタイトルの「私が「賢者の孫」を評価する理由」ですが、色々理屈をこねくりましたが単純に私が気に入っただけの話ではあります。
世間評と違う人がいてもいいんじゃね?と思う次第でございます。

最近アニメについて語れる知り合いが近くにいないのでこうして独り言ではありますが発信してみました。
恐らくはほぼ目には留まらないとは思いますが、もしよかったら何かご意見を頂けるとありがたいです。

世間評と自分の感想とが乖離している作品は他にもあるんで機会があればまた理屈をこねてみたいと思っています。それでは!

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