shinkai★のブロマガ(´・ω・`)クシューン

選挙こそ税金の無駄使いという命題 チラシ6号

2017/01/04 14:21 投稿

  • タグ:
  • 選挙
  • 投票率
  • 税金
  • 都議選
  • 小池百合子
  • 猪瀬直樹
  • 樺山卓司
  • 内田茂
  • マスコミ
  • 公務員

新界明一 (弁士)ツイッターID;shinkaiakikazu メール:shinkaiakikazu@yahoo.co.jp

この命題は偽である、すなわち間違いであることを背理法で証明する。背理法とは命題を真として議論を進めていく中で矛盾が生じてしまい結果的に命題そのものが間違いであると導き出す論法である。

議員がいなくても役所の職員がいれば行政サービスが滞ることはない。

そして世論というものはマスコミが作り出すのであって選挙は世論となりえない。

この二つの根拠についてさらに議論を進めて矛盾が生じるかである。

公務員が100%正しく、1%の税金の無駄使いもしていないという前提ならば議員によるチェック機能は不必要となる。またマスコミの世論が100%正しく、1%の間違いもない、すなわち大衆は鵜呑みにしていればよいだけということであれば選挙は不必要となる。

議員が行政に対してチェック機能を果たしているか、議員が世論を汲み取る努力をしているかについては、議論の余地があり、100%とまでは言えないだろうが政治システムとしては選挙の役割として期待されてはいる。しかし選挙が税金の無駄使いならば議員こそ税金の無駄という職業になってしまうし、実際に選挙対策として議員報酬の削減は票になっているということには、全ての議員は重く受け止めねばならないだろう。

公務員に対してまたマスコミに対して100%とまでは言えないが50%以上は正しいとするならば、選挙の投票率50%とだいたい同じであり、相互バランス、価値観の多様性を確保するという面において選挙とは税金の無駄とまでは言えないのではないだろうか?

行政職とマスコミは実は癒着している面もある。例えば警察などは犯人が逮捕された時点では容疑者ではあるものの犯人であるかのような情報をマスコミに与えている。マスコミ側も犯人自身が逮捕されて拘束されている以上、情報を警察関係者から得られなければ記事を作れない。そしてその警察側の情報によって飯の種を得ているマスコミは警察関係に対して批判的な報道をすることは難しい。警察に関するマスコミの規制を桜タブーという。マスコミが言う反権力というのは政治家など立法機関に対するものが多い。

ポイントは公務員とマスコミに対して批判的なチェック機能として政治家というものを認めるかにある。現状、政治家に対する批判は大きく選挙そのものが税金の無駄、民主主義など日本には根付くものでないという見解も多い。故に背理法によって選挙こそ税金の無駄使いという命題は偽、間違いであると断言することもしにくい状況にある。

しかし選挙に使われるコストは議員の給料まで含めて年間予算の1%に満たない。年間予算のうち公務員に使われる人件費は3割から4割ある中、たった1%以下の問題において「選挙こそ税金の無駄使いとする命題」には無理があると思われるがいかがであろうか?



弁士 新界 明一 著者近影 2017年6月の都議選も低投票率か?




都議会のドンと呼ばれる内田茂都議会議員(7期で千代田区自由民主党所属)は選挙によって一度は落とされながらも幹事長の座に留まり続けたという前代未聞の経歴をもつ。この内田茂という人物を多くの人は知ってこなかったが、東京オリンピックを私物化する悪役として、また樺山卓司都議(当時5期目で葛飾区自由民主党所属)を自殺に追いやったとして猪瀬直樹元東京都知事が衝撃的な事実を実際の遺書と共に暴露したのだ。

投票率が前回46%から今回60%で当選の小池百合子新知事は、投票率が前回43%の都議会をブラックボックスと例えられたように、有権者が選挙という行為によって意思を明確にしなければ、都議会とてその意思決定の過程は不透明なままであろうということだ。

投票率が40%台ではその中での組織票の割合が大きく自民、公明、共産など特定党員だけで30%弱あり、浮動票は10%もない。しかし投票率が60%台ならば全然違う民意がある。

このように一例として都議会議員選挙ということを考えてみても、有権者の方々の審判は非常に重いものとなるということは言うまでもないことなのだ。

低投票率でいいのは既得権益側である。一方で何の利害関係もない新人議員はそのオリンピック利権を明らかにする可能性があるといったら言い過ぎであろうか?





コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事