(´・ω・`)ぽっちゅん!

お盆のこといろいろ

2013/08/11 20:49 投稿

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お盆ですね。ぽっちゅんです。

世間ではお盆休みで帰省ラッシュだ旅行だなんだということなんでしょうけど、私の職場はお盆休みというものが存在しません。
まあ病院勤めなのでしょうがないですけど(医療職じゃないですが)。それでもお盆休みはなくても年末年始のお休みはある不思議。


さて、私のふるさとである滋賀…というよりも、私が住んでいたところは集落のようなこじんまりした、閉鎖的な田舎なんですが、そこの一部の人たち(私の実家を含む)は、お盆になると「おしょらいさん」というものをやっています。

おしょらいさんをやる家庭は「天台宗のお寺の檀家の人」。私が住んでいたところにはお寺が2つあって、天台宗と浄土真宗だったんですが、浄土真宗の人は何故かやってなかったです。もしかしたら天台宗じゃない家でもやるかもしれませんし、そこは地域によって様々でしょうが、私の地域はこんな感じ。
幼心にどこの家でもやるものじゃないことに疑問を感じて家族にいろいろ聞いたりした結果、祖母は「あの人たちはやらなくてもいいような教えになってるからやらない」と言ってましたが実際は定かではありません。
もっとも、天台宗の家でも高齢者だけがやってたり(私の幼馴染の家はそうだった)、やらない家もありますが、私の実家は家族総出で、それなりに熱心にしてるんじゃなかろうか…という感じです。

まず、お盆の始まりは8月7日前後から。
「灯篭灯し」が始まります。
灯篭灯しが始まる前日に、寺にあるお墓の掃除をして、灯篭灯しができる準備を整えます。
で、翌日から夕方になると花、灯篭(木製で携帯でき、和紙が貼ってあるもの。家によっては和紙に絵描いてました。私も描きたかったんですが貼り替えが面倒だからと却下され続けてました)、水を持ってお寺へ。
お墓の前で灯篭に火をつけ、花を交換し、墓石に水をかけて帰ります。
灯篭につけた火は家に帰ってもしばらくは消さないで、自然に消えるのを待つか、しばらくしたら消します。これを12日の夜まで毎日繰り返し。
私の家では毎年8月12日に親戚を呼んでお寺参りをしていたので、12日の夕方は免除(昼間にお経をあげてもらうので)。

大体の家庭では12日前後にお盆のお呼ばれをして、親戚一同でお寺参りをし、墓の前でお坊さんにお経をあげてもらい、焼香をします。この時は花だけではなく、線香、蓮の葉、果物、野菜も供えます(お経が終わったら線香と花以外は持ちかえり)。


で、8月13日。
「おしょらいさん」では、先祖の霊は8月13日の夕方、実家に帰ってきます。
一般的ななすとかきゅうりの馬だか牛は作りません。
先祖のために、仏壇の前に机を置き、むしろの上に蓮の葉を敷いて、果物や野菜を並べます。
あとは水とお茶とご飯、その日に応じたおかずを数人分並べます。
13日の夜は確か「なすのおわい」だったような。
酢味噌か何かであえたようなおかずです。
好き嫌いに関係なく、少しでも良いので家族も強制的に食わされます(´ ◉ω◉ `)

で、夜。
家族総出でお経を30分くらいかけてあげます。
あげるのはお寺のお経と、「西国三十三ヵ所御詠歌」。
https://www.youtube.com/watch?v=DrBK5GG3T8M
こんなやつ。5分11秒くらいから始まります。とてつもなく長いです…www
この動画の歌い方とはちょっと違ったけど、まあこんな感じ。
近畿地方の(岐阜も入ってるけど)33か所のお寺にある御詠歌を鐘と木魚を叩きながら歌います。

これを13日、14日の夜、15日早朝に行います。

13日か14日のどちらかには、お坊さんが家に来てお経をあげてくれます。いつ来るかははっきりしません。その家のかかった時間によって様々です…
13日の夜ないし14日には、近所や親戚の人が家に来て、お経をあげて、お中元みたいなものを供えて帰ります。うちも祖母があっちやこっちやと参りに行きます。
14日には新粉餅(しんこ)と呼ばれる餅のようなものを作って、親戚に配ります。
作る作らないは家によって様々です。

ちなみにご飯は14日の昼はそうめんだったような。14の夜は新粉を供えるから特に決まったものはなかったと思います。

で、15日早朝。先祖の霊が帰ります。
なので朝4時半とか5時過ぎくらいに起きてお経をあげます。眠いです。
お経が終わったら、「どうぞお気をつけてお帰り下さい」と家族で拝みます。

で、麻がらを切ったものを持って、「自分の悪いところ」をなでます。
これは13,14に家に来た人たちにもやってもらってます。
悪いところをなでて麻がらに移して、ご先祖様に持ち帰ってもらおうという趣旨だそうな。
大体子供は「頭がよくなりますように」と頭をなでまわされます。

そして、近くの川に行き、線香に火をつけ、最後に簡単にお経をあげて、蓮の葉に花と麻がらたちを包んだものを流します。
葉っぱたちが流れて見えなくなるまで(何かに引っかかったらしばらくの間)念仏を唱えてお見送りします。
家に帰ったら家族の代表が灯篭を寺に持っていきます。何するのかは知りませんが大方墓で火をつけて拝んで帰ってるんでしょう。


これが、私の実家のおしょらいさんです。
こんなんなので、基本的にお盆は家を空けられません。
お盆にどこかに旅行に行ったこともありません。23年間生きてきて、高校の時合宿で1回だけおしょらいさんに参加できなかっただけで、後は毎年ずーっとこんな感じです。

今年はお盆休みがない上に引っ越してしまったので、参加できないですね。
結構めんどくさいんですが、「あぁ、お盆だなぁ」と感じる事もありません。

友人たちからは全員こんなことしてないよ!!と言われ続けていますが、「ああ、やってるやってる!」と言う人が見つかればと思いますwww

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