渋井哲也の「生きづらさオンライン」

改訂された精神疾患の診断基準を分かりやすく解説した本を探して...

2014/04/15 08:00 投稿

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 アメリカ精神医学会の精神疾患の診断と統計のためのマニュアル」、いわゆるDSMが「第5版」、DSMー5になったのですが、まだ日本語訳できちんとしたものがありません。そのため、せめて、全体としてどのように変化したのかだけでもつかみたかったので、森則夫、杉山登志郎、岩田泰秀編著「臨床家のためのDSM−5 虎の巻」(日本評論社)を購入しました。

 DSM−5は、以前のDSM−4ーTR(改訂版)から13年ぶりの改訂となりました。1987年のDSM−3では、初めて多軸診断法が採用されました。多軸診断法というのは、「5つの異なった側面の評価を行って総合的に診断する方法」です。第1軸は精神疾患、第2軸は精神遅滞と人格障害、第3軸は身体的状況、第4軸は環境状況、第5軸は全体的な適応状況です。
 

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