スマートフォンの無料通話アプリLINEは、相次ぐ青少年の事件やトラブルに対応して、18歳未満の者に対して規制を行なっている。12月2日、Androidに続き、iPhoneでも機能制限が実施された。18歳未満のユーザーのID検索ができなくなったのだ。
LINEのプレスリリースによると、以下のように機能が変更になった。
・対象となる端末でのLINEユーザーのID検索機能を停止
・新規ユーザーの登録時、既存ユーザーはID検索の時、年齢確認の画面が表示されることになる。
・携帯電話事業者の年齢判定サービスを活用して18歳以上か18歳未満かを判別して、18歳未満であれば、ID検索の機能を停止する。
・18歳未満のユーザーのID検索をしても結果は表示されない。
・ユーザーが18歳未満の場合、プライバシー管理の[IDの検索を許可]が自動的にオフ設定に変更
これで18歳未満のユーザーは、見知らぬIDのユーザーとのつながりができなくなったのですが、実はこれは表面的な規制です。青少年のユーザーには、親名義の携帯電話、いわゆる親ケータイのユーザーも多くいます。また、親の電話を共有している青少年もいたりします。その場合、ユーザーが「18歳未満」でも、携帯電話での判別は「18歳以上」になります。これで18歳未満でのID検索でつながることができるのです。
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