臨床に役立つ「患者教育」と「行動変容」

理想の歯科衛生士像【DHブログ - Vol.16】『歯科衛生士としてのミッション、理想とする歯科衛生士像』

2020/02/26 20:00 投稿

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理想の歯科衛生士像【DHブログ - Vol.16
『歯科衛生士としてのミッション、理想とする歯科衛生士像』

 皆さんは、自分の”歯科衛生士像としてのミッション”や”理想的な働き方”、”キャリアプラン”について考えたことはありますか?

 私の会社のミッションの一つに、【患者さんの笑顔をサポートする歯科衛生士の育成】を掲げています。これは、【患者さんを口元から美しく健康にしていくこと】が歯科衛生士のミッションの1つと考えているからです。
 また、弊社が理想とする歯科衛生士像は、”仕事もプライベートも充実していること”、“健康的に美しく歳を重ねること”、”食事, 睡眠, 運動を意識して毎日規則正しく過ごし、万全のコンディションで臨床に臨むこと”と考えています。

 理想的な働き方としては、
 ①1日に診る患者数は6人前後で、臨床は4日間
 ②週に1日は大学に通い(もしくはそれ相当の機関で臨床に役立つを研究し)、最新の知識と技術を身につける
 ③個人の主張だけでなく、医院経営を考えた発言ができる
 ④各患者に合った歯科衛生士ケアを計画し、フィードバック(評価)を行いながら施術や情報提案ができる
 ⑤担当患者,通院中の患者以外の多くの人に、口腔ケアに関する情報や歯科教育に関するイベントに定期的に参加する(主催する)
 ⑥自信の知識や経験を若手歯科衛生士や学生に伝えるなど、歯科衛生士の教育にも積極的に携わる
 ⑦休日は自宅で、ゆっくり読書や音楽鑑賞、家族や仲間との食事を楽しむ
 ⑧ストレッチや瞑想を行い、自分自信と向き合う時間を作る
 ⑨アクティビティの趣味を持ち、定期的に仕事とは関係のないコミュニティ中で会話を楽しむ(私の場合はダイビングです)
と、ライフワークバランスの取れた働き方をできればと考えています。

 環境や年齢によって優先事項は変わります。自分のことよりも、子育てや介護が中心になる時期もあります。そのため、20代, 30代, 40代, 50代…とそれぞれの時期に5年後, 10年後のキャリアプランを考えてきました。

 自分の思い描いているライフスタイルを実現するには、歯科衛生士の年収は500~600万、歯科衛生士としての知識や技術だけでなく、マネジメント力も必要と考えています。当然、患者に提供する施術は一流でなけなりません。一流になるためには、ただ歯科衛生士学校を卒業するだけではなく、勤勉性を持ち常に勉強と自分磨きが必要です。

 現代の歯科衛生士の印象からすると少し理想が高すぎるのかもしれません。しかし、一人でも多くの歯科衛生士がミッションを持って働くことで、歯科衛生士が人々の健康を維持していくうえで必要不可欠な存在になり、理想の歯科衛生士像へとなっていくと信じています。

~素敵な私たちでありますように~
長岐 祐子

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