臨床に役立つ「患者教育」と「行動変容」

【特別配信】2019年9月8日 美腔™️セミナーを終えて①「5年目DHさんの悩み相談」

2019/09/20 14:12 投稿

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今回の動画では、歯科衛生士5年目の叶ちゃんをゲストに迎え、実例から『患者心理』と『行動変容』について解説していきました。



▼その動画はこちら▼
https://www.nicovideo.jp/watch/1568956323


叶ちゃんの悩みは、

「歯磨き指導しても、その時は『ハイ』と聴いているけれど、本当に患者さんが指導したように歯磨きしているか分からない。」

「中には『返事ばかりで何も変わらない』そんな患者さんもいる」

ということ。

患者さんの行動を変えるのは、本当に難しいです。

私自身も、理解し分かっていても変えられない事たくさんあります。

ここで皆さんに考えて頂きたいのは、

(1) 患者さんが「何故それをしなければいけないか」を理解しているかです。

自分では100%の説明をしているつもりでも、患者さんの理解度が100%になっているかは分かりません。

(2) 患者さんの理解度は何%なのか。

患者さんがどの程度まで理解できているのか、その理解度に応じて補足説明が必要になってきます。

(1)(2)を同時に考えながら、理論的に指導していけることが望ましいです。

しかし、理論的な患者指導だけでは難しいので、

心理学の知恵を借りて、患者さんを誘導していきましょう!

例えば

①『声のトーン』

患者さんに絶対わかって欲しい!と思う時は、力強くゆっくり『1日、1回! 朝! 右下の 内側から、磨いてくださいね!』と話します。

②『患者さんの言葉や仕草をさりげなく真似る』

患者さんのジェスチャーや言葉の表現を使って、提案,納得させていきます。

いかがでしょうか?イメージできまでしょうか?

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長岐 祐子

月額:¥770 (税込)

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