ニコニコチャンネルの大江千里は格別です。(笑)
セントパトリックデー。朝から町中老若男女緑を身に纏い盛り上がっているペンステーションからニュージャージ州ーモンクレアにあるレコーディングスタジオをこの日目指します。
『Spooky Hotel』を一緒に作った盟友、作曲家兼編曲家Danielの初リーダーアルバムのレコ、僕の1枚目の中の「My Island」が生まれた瞬間に側にいたダニエルが「こんな美しい曲世界に存在するんだ」感動して(自分で言うと申し訳ないような気持ちになる)「絶対にソロを作るときこの曲を入れるんだ」って言ってくれた、それがDreams come true。「ぜひ現場に立ち会って!」「喜んで!」とワクワク指折り数えて昨日いよいよ。
「始まるのは1pm」と言われていたのでブルックリンを正午に出れば間に合うかなと。でもアミーゴは心配性なので10amにはもうそわそわして家を出た。ぴは「なんでそんなに早く行くの」とプンプン怒っている。3時間たっぷりあって早く着きすぎるだろうが、道中何があるかわからないのが人生。
「もっと早い電車は?」「もう出たばかり」「じゃこれしか選択肢ない?」「その通り」「それまで1本もない?」「1本もない」「オーマイガッタンゴットン」12:11 発車の電車NJ transitはMontclair bay street駅に12:45駅到着。
ギリギリ1時に待ち合うか。
でもこんなに早く来ててこの電車じゃチョッピリ悔しい。
窓口の女の子が
「ここ(34丁目)から42丁目のポートオーソリティまで歩いてバスで行くともっと早いのがあるかも」と言うので、歩き始める。
最近のパトリックデーはクリスマスよりすごい。陽気でセンスがあってとにかくみんな飲む、朝っぱらから。町中、緑のスーツ、緑の帽子、緑のメガネ、緑のTシャツ、、、。
ま、無事にポートオーソリティまで歩いてさっきの電車は忘れてバスのチケットを買う。でもその発車時間を見てみると12時だ。え?じゃ、到着時刻は何時になる???12:45!オーマイガッタンゴットンagain!
僕はPortAuthorityのピザ屋で朝食を頬張りつつマネージャーKayさんにメールした。せっかくバスも買ったけれどどうしよう? と。
「セントパトリックデーにバスでNJに遠出。自殺行為ですよ。たとえ着いたとしても、そこはど田舎のど真ん中。そこから果たしてウーバーを呼べますか? 人間やめますか? 駅まで定刻通り運んでくれる電車にしたほうがいい。確実に%が高い方に賭けないと。電車って12時45分には最寄りに着くのでしょう? だったら運よくばon timeくらいに収まるかもしれないじゃないですか」
正しい。ほうばってたピザを呑み込んで再び南下してペンステーションを目指す。行きは歩いて戻りは地下鉄で。
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