留守伝票

「100万の命の上に俺は立っている」最終話を見た感想

2021/05/03 17:24 投稿

コメント:4

  • タグ:
  • 100万の命の上に俺は立っている
  • 感想
  • アニメ感想
  • アニメレビュー
おはようございます。僕です。


前回の衝撃が強すぎて今までの回を少し見返していましたが、「これも現実……これも現実……」と考えるとしんどいことが多すぎて嫌になってきますね。最初の村でトロールに立ち向かっていた箱崎さんの決意が重くなってくる。あと四周目の最初で「守った村が時間の流れにより退廃していた」というのも地味に心にくる。しんどいなぁ……あんなに頑張って守ったのに……。

まあそんな思いを抱えていますが、頑張っていきましょう。最終話だし。いくぞ!



十二話を見た感想

第一印象は「わからない……どんな気持ちになったらいいか……」という感じでした。謎が謎を呼ぶような、いや、それともちょっと違う。どんな心境が正解なのかを探り探りしていたら、終わっていた。わからない。

アバン、前回のおさらいから始まった。元の世界に帰ってきた友助は、動揺しっぱなしのまま寝床についた。心の中では「他の人間なんか嫌いだ」と蔑んでいたはずなのに、一人、人間(のような生き物)を殺した途端、恐ろしくなってしまった。オープニング。


オープニング明け、学校でバスケの授業中、友助は「へいパース!」をガン無視して一人でシュートを決めていた。周りのクラスメイトからは「あんなに運動神経よかったか?」と評されていた。隣の仕切りでは女子がバレーボールをやっていた。箱崎さんと新堂さんがペアを組んでやっている。箱崎さんも体力が多少ついたようで、見学の生徒からレベルアップしたような感じがする。
箱崎さんはどこか落ち込んでいるような友助を見て、回想が始まった。アルテロス教徒を助けたときのことを、由香さんから詳細なことを聞いていたらしい。新堂さんは「やっぱ、キツいよね……」と同情していた。新堂さんも幼い頃人の死を間近に感じていた人間だから同情できるのだろうか。逆に由香さんは一切そういったものとは無縁そうだったので、ドン引きしているのだろう。「引く」という感情は同情から最も遠い感情だ。

帰り道、友助は人を殺したのにどこか他人事のような感じがしたのか、「お前は誰だ……」と自問していた。いつか気ィ狂うやつだ。僕は怖くてまだ試したことがない。

そんな中、ゲームマスターからメールが届いた。またクエストのメールだろうか。友助が腹を決めて開くと、そこには「Q.人を殺した率直な気持ちはどう?」と書かれていた。煽ってンのかよぉ!!!!おい!!!!!
友助は動揺しながら、震える指でメールの削除ボタンを押した。

友助は帰ってから、「もしかして俺が殺すことも仕組まれてた……?」と考えた。全てゲームイベントの範疇で、友助たちプレイヤーの動きも統制されている……?しかし、それを行っていたとしてゲームをプレイする意味がわからない。自分が介入する余地のないゲームになんの意味があるというのだろう。
友助は「間違いなく俺の判断だった」と考えていた。考えが煮詰まっているところで、友助が少し顔を上げると、白く細い足が自室に見えた。怖。



本怖の番宣でしか見ないカットだ。友助がゆっくと視線を上げると、そこには麦わら帽子と虫とり網、虫かごを持った少女が立っていた。タイプだ……。





「やあ」と声をかけてきた乳歯が抜けた少女は「誰!?」と動揺する友助を無視して「あのさー、メールの返信してよ」と続けた。心あたりがある友助は「おまっ、ゲームマスターか!?いや、未来人側の……どっち?」と聞いたが、少女は「君に質問権はございませ」と返した。お前がゲームマスター……?ゲームマスターが現実に顕現するときは少女の姿……いいな。僕の趣味に合っている。僕は前歯の乳歯が抜けたガキが大好きだ。何だその虫かご。なんでシーマンみたいなやつが入ってんの。

友助は「殺した感想は?」という問いに答えた。あの人たちは勝手な理由で教徒を見せしめに処刑しようとしていたが、あの人たちの中にも自分なりの正義があったのだ。
その語りを遮り、少女は「で?質問の答えは?」と聞いた。友助は「殺してしまったのはミスだった。知ってたらやらなかった」と答えた。それで納得したのか、少女は「じゃ、次のプレイヤーの話をしようか」と続けた。また新しいプレイヤーですか?

「前回と同じように、ユウ君に会ってほしい人がいるんだけど」ということらしい。馴れ馴れしいなこいつ。いや、この呼び方も何かの伏線か……?
友助はとりあえず会いにいくことにしたが、少女はキャップを手渡し、「じゃ、行こうか」と言ってきた。帽子を被らなきゃいけないの……?ここでCMカット。

CM明け、友助たちは中華料理屋にきていた。少女の話によると、20秒後、カウンター席の奥にいる男が鉄砲玉によって殺されるらしい。めっちゃ唐突。
男はヤクの売人を最近までしており、新プレイヤーは上から「絶対捕まらないから」という条件で騙され、そいつを殺すことになっている。
「新プレイヤーの名はトリイ ケイタ19歳。14歳の弟もこの計画に参加している」という情報を聞いた所で20秒に達し、金属バットを持った三人の覆面が押し入ってきた。どれが新プレイヤーかわからない状態からスタート。そもそもこいつらをどうしたらいいのか、全くわからない。クエスト内容が不明なままとは不親切だな。

とりあえず足をひっかけて転ばせ、説得しようとしたところ、転ばせた一人からバットで足首を叩かれ、キレてしまった友助はそのまま鉄砲玉たちと戦うことに。
異世界で身体能力と戦闘スキルが上がっている友助は、鉄砲玉たちをねじ伏せて新プレイヤーを割り出した。
そこで親分が登場し、どっかの組の構成員だと思われた友助は拳銃を向けられた。緊張感が張り詰める中、少女はペラい手袋を取り出し、「ユウ君、使う?」と笑いかけた。



それが何なのか理解した友助は少女から手袋を受け取ると、生物魔法の「言葉の影響を強める魔法」で親分の動きを止め、次の瞬間、顔面がひしゃげた親分が床に寝ていた。

目の前にしていたケイタは何が起こったかわからないままだったが、友助に誘導され、逃げ出そうとしていた。親分はふらふらと銃を向け、友助を撃とうとしていたが、それを察知したケイタが拳銃を蹴り飛ばした。「ガキに負けた上に背中からハジこうなんざ……お前、もう終わってんだよ」と顔面にさらに蹴りを入れ、完全にノックアウトした。こいつにも矜持みたいなものがあるようだな……。

いつの間にか消えていた友助と少女はビルの屋上に立ち、少し立ち話をしていた。
「君は今日、殺人を止めたね。それで?君が人を殺したときの気持ち、どうだった?」と聞きなおした。友助は「わからない。だがどうすればいいかだけはわかった気がする。あの兄弟が捕まったらクエストの成功率が下がるんだろ?」と答えた。友助は状況を分析し、「帰りたいと思える現実を維持することで、クエストの成功率が上下する」と気付いたのだ。現実に執着があれば、異世界でのクエストに対するモチベーションが変わってくる。由香さんがクエストを完遂させるモチベーションを維持できたのも、帰って来たときに現実で「裸の写真が流出していない現実」があったからだ。だからこそ女児アニメのヒロインが幻覚として現れ、鼓舞してくれる思考のリソースが割けたのだろう。帰っても自分の裸が流出している世界だったら、もっと違う悪夢みたいなものが見えたのかもしれない。

今回は新プレイヤーが帰りたいと思える、「弟も自分も逮捕されていない世界線」を作ることが目的だったのだろうと分析した。
少女はそこで「それだけ?命の尊さとかは?」と質問をしたが、友助は「尊くなんかねーよ。騙されて人を殺すようなやつは一人残らず死ねばいいんだ」「本当は人間なんて、価値が低い順に死ぬべきなんだよ」と返した。それに対し、少女はすっと俯いたままだった。優生思想の話になると長くなりそうなので僕個人のこれに対する意見は別のところで書こう。女子中高生は人の身分ではないのでこの話の限りではないだろう。

新堂さんや箱崎さん由香さんも、何か事件があったことはわかったようだが、それぞれ別のことを考えていた。新堂さんは友助のことを、箱崎さんは気に留めていなかった。箱崎さんの母は「泥棒が出たってだけでガクガクしていた娘が、強くなったわね」と娘の心境の変化を感じていた。由香さんは友達と一緒にネット配信していた。こいつが一番メンタル強くないか?無関心が一番強靭な気がする。剛より柔だ。

少女は友助の意見を聞き、「命の価値、か……匿名のネットユーザーみたいに上から目線でそれを判定して、君自身は何様のつもり?」と無垢な瞳で聞き返した。ゲームマスターの神的ポジションのくせに俗な例えだな。
友助は「何者でもないさ」と答えた。友助は自身を「厨二病のクソガキ」と断じた上で、「自分が間違ったことを言っていることも分かっているが、だったらなんだ?俺は俺の信じる正義のためだけに戦う。これまでも、そしてこれからも」と答えた。

メールの作成画面には、「君の正義は何処?」と書かれた。エンディング。
エンディング中、このゲームマスターの問いかけの意味を考えていたが、エンディング最後のカットには



プレイヤーのトリイ ケイタが参加していた。うわーーーーーーーーーー!!!!!!二期フラグ!!!!!!Cパートはどうなるんだ……!?






やっぱ来るんじゃん!!!!
感想ブロマガ、続投決定!!!!!!!






と思っていたら、明らかな嘘次回予告が流れ始め、様々なパロディが1分の中に詰めに詰められた。最終回だからって何やってもいいと思ってるのか。遊戯王の顔芸ってフリー素材じゃないんですよ。
「完全に騙された……」と思っていたら



マジみたいな放送時期を出されたので、公式HPを見て確認してみました。



マジなんかい!!!!!!!!!!!!!!!!!

続投決定しました。今後ともよろしくお願いします。まとめの感想いきましょう。

まとめの感想

はい。そういうわけで終わってしまいましたが、終わりませんでした。7月に放送開始とのことですが、おそらくその時期はまた仕事が忙しくなってくる頃ですので、また更新が滞ってしまうと思います。ごめんなさい。でも続投が決まった以上、絶対に書くのでそこらへんはご安心くださって結構です。新キャラも出たし。
今回のまとめの感想としては、「まだゲームマスター側にはなんらかの思惑があるように感じるし、その思惑は友助個人に向けられているものも少なからずあるだろうが、まだまだ判断基準が少なく、考える余地は十二分にあるな」というところです。
なぜゲームマスターは最終回になって友助たちの世界に現れ、直接干渉してきたのか、なぜ「ユウくん」という呼び方なのか。なぜ少女の姿で現れたのか。考察しきれるほどの情報量がまだないのが現状ですが。第2シーズンがやるとしたらそこらへんもきちんと回収してくれるでしょう。それで回収してこなかったら、今度こそ思いっきり「クソアニメでした!!!」と大声で言います。一期で謎を撒いて二期で全無視だったらマジで何考えてるのか全くわかんないですからね。何がしたいんだ。趣味か。

考察に関しては考えることと情報が少ないのであまり書くことはやめておきます。ただ、ゲームマスターは明らかに友助に対して何らかの期待というか、人間の命の尊さみたいなものを学習させようとしている気がするんですよね。明らかに諭すようなところがありましたよね。だとしたら遠回りにもほどがあるんですけど。


さて、これかどうなっていくのか。また7月に100万の感想記事でお会いしましょう。
これからも頑張って更新していきます。ニコニコに全力で抵抗していくからな。絶対10月の予定日まで書き続けてやる。それでは、またよろしくお願いしますね。






おわり

コメント

配達員 (著者)
No.2 (2021/05/07 20:06)
>>1
コメントありがとうございます。
まだ……見てくれてる人がいたんですね……
馬込巣立
No.3 (2021/05/15 07:46)
 お久しぶり、そしてお疲れ様です。気づいたら最終回までやってて驚きました。

 クソアニメとは言い難いけれども名作アニメかと問われると普通に首を横に振る、この微妙な作品のセカンドシーズンをどのような顔で受け入れればいいのか自分の中でも定まりません。「多分回復術士よりマシなんだろうな」とは思いますが。主人公の言い分が破綻してませんし。

 アニメの内容から離れますが、ニコニコのブロマガ自体が企業側の人間の特権みたいになりつつあるようで至極残念です。私が読んでいるブロマガの記事ってここくらいなものだったのでまたニコニコの機能の一部が実質的に死ぬような感覚を得ました。
 ブログの方に移籍するのであれば今後はそちらで応援します。

 次回は本格的なクソに手を出す予定だそうですが、無理のない程度に進めてください。特に回復術士の地上波版は繰り返し見ても寿命の無駄にしかなりません。
 また次の記事を楽しみに待っています。
配達員 (著者)
No.4 (2021/05/16 16:47)
>>3
コメントありがとうございます。
最終回までやりました。それが僕の忍道だから。僕もどんな気持ちでやったらいいのか迷っている部分はありますが、とりあえず楽しんでいこうと思います。
ニコニコのブロマガの個人チャンネルは許された人間にしか無理なようなので残念です。ブログに引っ越しを余儀なくされた。引き続きよろしくお願いします。
「寿命の無駄」と聞いてしまってはワクワクが止まりませんね。人生は時間を無駄にする瞬間が最も輝くものですから。
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事