事務所の関西出身女優で結成した“語り”のユニット「はんなりラジオ」のプロデュース公演を観て、聴いてきました。私の同期も参加しています。

3本立ての今回の公演はサブタイトルに『縁』とありました。様々な人の縁を描いた3つの短編小説を朗読で表現していました。現代もの、ファンタジー、時代物とジャンルも多岐にわたります。朗読なんだけれど、目でも楽しめる演出、そして朗読でしか表現できない、想像力をかき立てる語りにぐいぐい引き込まれました。

特に2本目の朱川湊人さん原作の『花まんま』にはさんざんお腹を抱えて笑い、最後は圧倒的な涙ですべての感情をもって行かれました。同期の二人はこの作品のメインをはっており、その生のやりとりに台詞を越えたものを感じました。もう一度観たい、聴きたい、そして忘れられない朗読になりました。

今まで色々な舞台を観ています。もちろん朗読の公演にも何度も行っています。その中で忘れられな