最後に一緒に食べたのはあんみつだったなと、スーパーで同じお店のあんみつを見つけて買い物カゴにいれました。連絡をもらってからぼんやりしていたのに、あんみつをひと匙口にいれるたびに味が思い出を連れてきます。

乗り換えの新幹線を遅らせて、私に会う時間を作ってくれました。おやつタイムの東京駅はどこも混んでいたけれど、たまたまあんみつ屋さんの前を通りかかったときに席が空いてするりと入ることができました。彼女はあんみつ、私は粟ぜんざい。お喋りしながらゆっくりゆっくりいただきました。